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母との時間 暑いお散歩

母との時間 暑いお散歩

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

母の入居している施設が新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のために、
3月末に面会禁止となりましたが、6月から条件付きで面会が出来る様になりました。

しかしながら、感染者人数の増加により、施設側の新型コロナウイルス感染予防策として、
面会時間が短縮され、今は20分ほど、リビングでの面会が許されています。

外気は30℃を超えてとても暑くても、施設の中は快適な温度が保たれています。

母たちの年齢で、無理に汗をかくと体力を失いますので、気をつけなくてはいけません。

室内にいても、定期的に水分補給を促します。

先日、面会した時にはちょうどお昼ご飯が終わった時でした。

歯磨き、排泄を、ケアスタッフさんが手伝うと、お部屋で椅子に座って、
わたしがリビングで待っていると伝えても動きたがらないと。

お部屋に行くと、なんとなくイヤイヤと言っています。

『暑いけど、一緒にお庭に出ない!?』と誘うと、
『行く』と言って、わたしの手を握って立ち上がります。

手を繋いで、ゆっくり歩こうとすると、結構スタスタと歩き出しました。

お庭に出ると、日差しを眩しそうにしながら、歩き出します。

お庭に咲いているお花を目指して、テクテクと歩きます。

足元にいるアリンコを気にして、『退治』しようとしているので、
『あとで頼んでおくからいいよ〜』というと、少し心配そうです。

レクレーションの係りの人が母が庭に出ているのを見て、出てきてくださいました。

嬉しそうにする母。

レクレーション係りの人が室内に戻ると手を振っています。

来た道をゆっくり戻って、お部屋に戻ると、リビングのソファに座り込んで
『かわいそうだね』と、、、

むむむ!?

どうやら、暑い中歩いた自分がかわいそうなようで、『疲れた』と言いたかったようです。

あっという間の面会時間終了です。

スタッフの方からの、飲み物を飲んでいただきましょうという声かけと共に、

『また来週来るね』と言うと、珍しくドアのところまで来るので、
握手をしてから、施設をあとにしました。

次回、お庭に出られるようならまた一緒にお散歩をしたいと思います。

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