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お休みの日の体調管理
西暦2022年4月23日(土)
旧暦弥生廿三日
穀雨
葭始生(あしはじめてしょうず)
小潮
下弦の月
春の土用七日目
西暦の4月も旧暦の弥生もあと一週間となりました。
春土用も1週間が過ぎ、心身共に断捨離を進めていきたいものです。
サラリーマンは昇給の季節。
今年も昇給して、サラリーマンならではの喜びです。
今日は薬剤師の仕事はお休みをして、体調管理の一環として続けている、
漢方医の受診と鍼灸治療に充てました。
少し、肉体疲労何続いていると感じ、夜に脚が攣る事を相談。
疲れた時に服薬するようにと
『十全大補湯』と
脚が攣った時に服薬するようにと
『芍薬甘草湯』
が処方されました。
その処方を踏まえての鍼灸治療は、相変わらず、うつ伏せと仰向けで、
頭、顔、首、肩、背中、腰、腕、脚の全身に鍼とお灸の施術でした。
鍼灸の後は、身体の中から細胞が生き返る感じがします。
信頼できる医師や鍼灸師の先生との出会いに感謝です。
◉十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)
体力と気力を補い、元気をとりもどすのを助ける。
構成生薬
当帰(トウキ)
川きゅう(センキュウ)
芍薬(シャクヤク)
地黄(ジオウ)
蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)
茯苓(ブクリョウ)
人参(ニンジン)
桂皮(ケイヒ)
黄耆(オウギ)
甘草(カンゾウ)
十全大補湯の名前の由来
気(元気)、血(血流)、水(水分代謝)などの滞りを『大きく補整』
病気を『全快』させるという意味合いが含まれる。
宋時代の「和剤局方」という古典書で紹介されている処方。
◉芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)
胃腸や胆のう、尿路や子宮などの平滑筋、また手足の骨格筋の緊張をゆるめて痛みをやわらげる。
とくに、差し込むような急激な痛み、いわゆる疝痛に有効。
胃けいれんを含め胃痛や腹痛、胆石や尿路結石による疝痛、筋肉のつっぱり・こわばり・けいれんを伴う筋肉痛、
こむら返り、神経痛、さらには腰痛や肩こり、生理痛など いろいろな痛みに広く用いられている。
構成生薬
芍薬(シャクヤク)
甘草(カンゾウ)
漢方の代表的な痛み止め。
漢時代の「傷寒論」という古典書に載っているシンプルな処方。
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