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マクロビアン薬剤師 人日の節句〜七草 からセロリを食す

マクロビアン薬剤師 人日の節句〜七草からセロリを食す。

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦睦月七日
雨水
土脈潤起(どみゃくうるおいおこる)
西暦2021年2月18日
人日の節句

今日は
二十四節気『雨水』うすい
七十二侯『土脈潤起』どみゃくうるおいおこる

季節も移ろい
雪が雨に変わり、積雪や氷も溶けるころとなりました。
例年ですとこのころ春一番が吹きますが、さすが『風の時代』
早々に春一番は吹いてしまいました。

そして、
雨水初侯の
『土脈潤起』(どみゃくうるおいおこる)
『土脉潤起』(つちのしょううるおいおこる)とも言われています。

雪に代わり温かな春の雨が降り、寒さで固くなっていた大地が潤う、、、
という意味の季節になり、
土の中で眠っていた生き物たちとももうすぐ会えるころです。

七十二候はもともと中国から日本にやってきた暦で、
今の七十二候は江戸時代に日本の風土にあわせて新しく作られたものと言われています。

雨水の初日は、雛人形の飾り付けをするとと良縁に恵まれるといわれています。

これからでも遅くはないでしょうか、、

そして、今日は和暦の一月七日。人日の節句。

中国の古い占いに由来しています。

日本では平安時代に始まり、『七草粥』を食べて、邪気を払う日とされています。

七草。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
これらは、本来、今の時期に採れるものです。

頭の『セリ』

春の養生食材としての
『セロリ』は、セリ科の一年草または二年草であり、
葉、茎、実の部分を食用とされていて、独特の強い香りがあります。

この独特の香りゆえに、春の養生食の『苦味をとる』香味野菜として使われますが、春は苦味のある香味野菜をとることで、余分な熱をとり、解毒を助けると言われています。

セロリ

五味『甘』『苦』
五性『涼』
帰経『肝』『脾』『肺』

目のトラブルやめまい、イライラの解消に使われます。

デトックス効果も期待できる食材。

お豆腐と一緒にごま油で炒めると、炎症を抑える効果が期待され、肌を整える効果があると言われています。


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