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7日間ブックカバーチャレンジ

マクロビアン薬剤師 7日間ブックカバーチャレンジ

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦卯月五日
立夏
竹笋生(たけのこしょうず)
西暦2021年5月16日

昨年の今頃、
さまざまな『バトン』がぐるぐると回っていました。

その中の一つ。
ブックカバーチャレンジは、自分の思考を見直す良い機会となりました。
一年経ち、自分のミッションに沿ったものは変わらないを再発見しました。

1冊目。
こちらのnoteでも以前取り上げました。

『養生訓・和俗童子訓』

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江戸時代のベストセラーを注訳を付けて昭和36年に第1刷が発行された文庫本です。
わたしが持っているのは第58刷。
中は全て原文です。

著者の貝原益軒は三代将軍家光の時代に生まれ、七代将軍家継の時代にこの本を世に出しました。
当時の生活に沿った、健康と教育の内容ではありますが、現代に通じるものも多く、長く読み継がれているものです。

総論に続き、
◉飲食
◉飲酒
◉飲茶 煙草附
◉慎色慾
◉五官
◉便
◉洗浴
◉慎病
◉択医
◉用薬
◉養老
◉育幼
◉鍼
◉灸法
と細かく語られています。

また、こちらのご紹介もしていきたいと思います。


2冊。
多分私史上一番読み込んでいるこちら。

『ベルサイユのばら』

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ブルボン王朝後期、マリーアントワネットをはじめとする歴史上の人物に、
オスカル、アンドレといった架空の人物を登場させてフランス革命を描いている
池田理代子先生による歴史漫画。
1972年からの週刊マーガレット連載当時から読んでいます。
好きが高じて、ヴェルサイユ宮殿まで行ってきました。
2013年、2014年には『ベルサイユのばら検定』を受けて三級、二級、一級をとりました。

当時は文庫本10巻で完結していましたが、2014年からの2018年にかけて、
スピンオフとその後のエピソードが描かれた11巻から14巻が刊行されています。

漫画から興味を持って、深堀することが多くなったきっかけの漫画でもあります。
フランス革命や美術品についても踏みこんで学んでいます。

2019年ののハロウィンでは、大好きなマリーアントワネットに扮しました。


3冊目。
百田尚紀氏のデビュー作。

『永遠の0』

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小説はマンガにもなり、映画化、ドラマ化されて、
多くの方がご覧になっているかと思います。

こちらはやはり原作の小説が秀逸。

現代と第二次世界大戦中を行き来する
物語の展開に引き込まれていきました。

歴史本としても興味深く、読み応えのある一冊でした。
参考書籍も興味が湧きます。


4冊目。
ご存じ手塚治虫先生の代表作品。

『鉄腕アトム』

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鉄腕アトムは
1951年(昭和26年)
長編科学漫画
Captain ATOM
アトム大使の中で初登場となりました。

鉄腕アトムとして、
白黒のアニメから始まり、カラーになって、世界中に配信されています。

その後、昭和50年に手塚治虫先生本人により、加筆、編集し直されコミックがこちらです。
MIGHTY ATOMとなっています。
アトムが生まれたのは2003年ということになっていますが、
2020年現在、まだアトムのようなロボットと人間が共存している世界にはなっていません。

手塚作品には
『ブラックジャック』『火の鳥』など雑誌の連載中から読んでいたものもたくさんあります。

手塚治虫生誕80周年記念刊行された文庫全集、3年間かけて200冊が刊行されたものを、
購入しました。

時々思い返しては読んでいる、漫画の枠を超えた全集です。


5冊目。
歌舞伎座劇場内で販売している、いわゆるパンフレット。

『筋書』

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歌舞伎を観に行った時に真っ先にすることはこちらの
『筋書」の購入です。

開演前に、物語のあらすじと見どころを一通り読みます。

その作品の解説、物語のあらすじ、登場人物、配役、見せ場について、
細かく書かれています。
また、出演役者さんのインタビュー記事も見逃せません。

観劇後はそれらをじっくり読み込みます。

時々思い返しては、読み直しています。

こちらは、八代目市川新之助を襲名する、堀越勸玄さんの初お目見え
の舞台(2015年11月)の時の筋書きです。

この時の感動は今でも忘れられません。
歌舞伎に魅了された日でもありました。

おまけ!?は、市川海老蔵さんが本人役で声優を勤めた、
名探偵コナンの特別編のコミックです。


6冊目。
ヴィクトール・E・フランクの2冊セットで。

『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』

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ヴィクトール・E・フランク
ウイーン生まれの精神科医で、
フロイト、アドラーの影響を受けていると言われています。

第二次世界大戦中、ナチスにより強制収容所に送られ、
家族の多くを失いながらも生きながらえ、その体験を、『夜と霧』に書き記しました。

また、1946年に行った講演をもとに
『それでも人生にイエスと言う』
が書かれています。

『夜の霧』を読んでから、『それでも人生にイエスと言う』を読むと、
生きるとは、、と言う永遠のテーマを深堀出来る時間を過ごすことが出来ました。


7冊目。
歯科医師であり、ベストセラー作家である井上裕之先生の
Black covers(勝手に命名)の中の一冊、2018年の著書です。

『50代のちょっとエゴな生き方』

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<そろそろ『自分を大切』にして人生を愉しんでいい。>
背中を押された一言です。

50代に入り、井上裕之先生のもと、2年前から師と仰ぎ学ばせていただいておりますが、
先生の著書を読むたびに、目の前の霧がどんどん晴れていく感じがします。

お気に入りの一流シリーズ(勝手に命名)
生き方を大切にしていきたいと思わせるものがたくさん詰め込まれている、
著名人の伝記をまとめて読んだ気持ちになれる、
『一流の死に方』
欲求というものに品格を持たせ一流を追求する心意気
『男』向けではありますが、人としての品格について学ぶことができる
『欲求がない男は一流になれない!』

言わずと知れた、井上先生のデビュー作
『自分で奇跡を起こす方法』

も、一緒にご紹介させてください。

ライフコンパスの学びから、自身のミッションに沿ってブレずに生きていきたいと思います。

#7bookcovers

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