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桜の蕾を見て目薬について考えてみる

西暦2022年3月15日(火)
旧暦如月十三日
啓蟄
菜虫化蝶(なむしちょうとなる)


季節はまた巡り、
啓蟄の最終候『菜虫化蝶』(なむしちょうとなる)に。

『菜虫』とは、アブラナや大根などの葉につく青虫のことを言います。
モンシロチョウの幼虫などを指します。

前回モンシロチョウを見たのはいつだったでしょうか、、

今朝は通勤途中の川沿いの桜並木の蕾が大きくなっているのを見つけて思わず写真を撮りました。

春は本当にすぐそこです。

そして花粉症の方のは本当に辛い季節。
目の痒みを訴える方が、先週末から一気に増えた感じがします。

目薬の処方箋を持った方が多くいらっしゃいますが、
花粉症の症状が出ている方が、花粉症の時期にコンタクトレンズで過ごすのは、なかなか大変なものがあります。

まず、目薬を点すタイミング。

防腐剤の入っていない、コンタクトレンズを着けたまま点せる目薬も種類が増えて来ていますが、
目薬がしっかりと目の中に行き渡り、効果を発揮するためには、
裸眼の状態で点すことをおすすめします。

そして、痒みが出た時には、痒みを抑える治療の目薬をいきなり点すのではなく、
一度目の中をきれいにしてからお薬を使うことをお勧めします。

このお話をすると、ほとんどの方が納得してくださるのですが、
目の中に『花粉』などのアレルギー反応を起こすものが入った状態で、
治療のための目薬を使っても、目の中の『花粉』などが取れるわけではないので、目の中で花粉がゴロゴロと転がり、痒みはそのままになってしまいます。
コンタクトを外して目を洗えるのが理想ですが、外出先などで、難しい場合は、
コンタクト用の目の中を洗い流す目薬を使ってから、治療の目薬を使っていただくことをお話ししています。

可能であれば、花粉症の時期にはコンタクトをメガネに替えていただいた方が、花粉が目に入ってくるのも防げるのですが、なかなかそうもいかないご事情のある方も多いようです。

そういう場合には、一日2回のタイプの目薬を、朝のコンタクトレンズ装着前と、
夜の着脱後に点けていただくと良いというご説明もさせていただいています。

コンタクトレンズを使用している方は、目薬の使い方を薬局でご相談してみてください。

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