大切なものが当たり前のようにそこにある
「昭和ガラスの家」のリノベーション前の家には、とても雰囲気のあるアンティーク家具がありました。
うまく使えていなくて、少し寂しそう。
でも一番寂しかったのは奥様。お気に入りだからこそうまく使いたいのにうまく使えていなかったから。
そんな素敵な家具のために、当たり前のようにそこにあるような定位置をつくりました。
とても素敵な家具だからこそ、毎日見られる廊下に。
頻繁に出し入れするのは上部に設けた吊戸棚や、小窓の奥にある本の間でOK。
いっそのこと、この家具は好きなものを飾る場で良い。
もちろん、大切なものを片付けておく場所でもいい。
暮らし始めると、その家具がそこにあるのが当たり前になるほど自然に暮らしの中にある。
それくらい、暮らしに溶け込んでくれて、私はとても嬉しいのです。
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