Home is Where the Heart is.
今でも思い出す。初めてこのキャンパスに足を踏み入れた日を。
木々は生い茂っていて、それに負けじと、建物が威厳を持って立ち並んでいる。その迫力と土地の広大さ、開けた景色を肌で感じたとき、やっと、「あ、本当にここに来たんだ。」と、ふつふつと実感が沸いてきた。
今でも私の足元はフワフワしている。もうかれこれ、ここに来て1年が経つというのに。アメリカの大学にいる期間は4年という期限があり、この事実が「いつまでも私はここにいられる訳ではない」と教えるからだ。いつかは日本に帰ってくる日