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アメリカと日本の「ヒーロー」を比較してみた!(第一弾)

こんばんは。秋山未有です!


まずはうれしいご報告。

先日、
インスタグラムのフォロワー数が1万人を超えました!

なのでこの記事は初めて、
上にしゅってするやつ(リンクを貼る)で宣伝する予定です。ふふ楽しみ
(※フォロワー1万人以上じゃないと解放されないのです)


さて。今日の記事なんですが、

わたしが大学生のころに、ゼミで1セメ(半年)ごとに自分の興味のあることなんでも研究して発表しなさい!というのがありまして

今日はそのときに作成した

「アメリカと日本のヒーロー文化比較」

というのを記事に起こします。


ざっくりいうと、

「アメリカのヒーローはこうで、日本のはこういうのが多いよね~それってこういうことが背景にあるんじゃないのかな~」

っていう考察です。

この比較をすることで、(当時はそんなことまで考えられていなかったんですが)「なぜ異国の漫画(コミック)の実写化映画がウケないのか」みたいなことも考えていけたらいいなと思います。

根拠が不十分だったり異論もたくさんあると思うのですが、

あくまで。こんなのが多いよね~くらいの感じで
ところどころ共感して頂ければ嬉しいです。


ではもくじ。

1:彼らの正体は何者か(第一弾)←本日の記事
2:コスチュームと変身グッズ(第二弾)
3:ヴィラン(悪役)について(第三弾)


1:彼らの正体は何者か

まず問題です。

以下の有名なアメリカ(アメコミ)ヒーローの表の顔を答えてください。

①スーパーマン
②アイアンマン
③スパイダーマン





答えは、

①スーパーマン(新聞記者)
②アイアンマン(実業家・自営業)
③スパイダーマン(大学生)

です。(記事自体ちょっとオタク向けなので説明は省きます)

では、

以下の日本のヒーローの表の顔は何でしょう?

①初代ウルトラマン
②うずまきナルト
③暴れん坊将軍

(※暴れん坊将軍への違和感はスルーで)





答えは、

①初代ウルトラマン(国家公務員)
②うずまきナルト(里を守るための公務員、または警察のようなもの)
③暴れん坊将軍(将軍、国のトップ)

です。

ここで比較できるのが、

アメリカのヒーローは多くが個として活動し、
日本のヒーローは集団として活動しているということです。

具体的には、アメリカは自警団であり、
日本は、国や政府などの団体でヒーロー活動を行っている。

これには、

アメリカの個人主義的な考え、
日本の全体主義的な考えが大きく影響していると思います。

アメリカの個人主義的考えを以てすると、やはり正義の決定権、善悪の価値観というのは個人に帰属しているのです。

ヒーロー自身が「悪」と判断すれは、彼自身の責任下で制裁することができます。

ゆえに、個人的な因縁を含めた戦いが多いと思うのです。そしてアメリカでは、それが違和感なく実現されたりする。

例えば、映画『アイアンマン3』は、キリアンのトニーに対する個人的恨みからエクストリミスが生まれて結果テロが起きたり。こわ~

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対して日本では、善悪の決定権は個人にもあるものの、ヒーロー活動は団体ありき。間違ったことをすればその集団として世間から非難されることととなります。

そのため、おのずとヴィラン(悪役)は、国全体・世界全体を脅かす存在として描かれ、そんな存在と戦う文脈のものが多いように感じます。

例えば、ゴジラみたいな怪獣がやってきたりとかね。

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(シンゴジはしっぽがキモ過ぎて好きです。)

ヒーローものにおいて「善悪の価値観が受け手とズレる」というのはタブーです。

受け手にとって納得できない理由で相手を殴ってれば、それはただの暴力映画です。そんな『アウトレイジ』みたいなものを、私は「ヒーローもの」と受け入れられないと思います。

「ヒーローもの」として成立させる上では、かならず善悪の価値観をコンテンツの消費者一般とすり合わせる必要がある。

アメリカの消費者の価値観、日本の消費者の価値観の違いが「ヒーローが何者であるか」ということに現れていると考察しました。


次回は、「ヒーローもの」にほとんど登場する

「コスチューム」または「変身グッズ」について比較していきます。


あ、前回記事に値段をつけ忘れていたにも関わらず
サポートで支援してくださった方々(´;ω;`) 

ほんとにありがとうございます(´;ω;`)

今回も、

おもしろかったら、購入 or サポート してくださいな~~!!!


秋山未有

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