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ポップアップ・ブックカフェ「Books & 染 (some)」開催レポート#1 ― ブックカフェ編

2023年7月28日(金)・29日(土)に、5回目となるポップアップ・ブックカフェを長野県北佐久郡御代田町にて開催いたしました。詳細はこちら
おかげさまで無事に終了し、ご協力くださった皆さまに改めて感謝申し上げます!

今回も、当日の様子を4回に分けてレポートしていきます。

1.ブックカフェ編 ←いまココ
2.トークセッション(染織作家 たかのきみこさん)前編
3.トークセッション(染織作家 たかのきみこさん)後編
4.ワークショップ編(Curry屋店主×染色 本間江里さん)

初めての真夏の開催となった今回のポップアップ・ブックカフェ。信州の高原の夏にふさわしい晴天の2日間でした。今回の会場は、第1回の「シードル」の時の会場でもあった、大きなウッドデッキのある御代田町のカフェ「カフェ&インテリアL (エル)」さんを貸切で使わせていただきました。

隣の工房で作られたナチュラルな無垢の木の棚やテーブル、イスが並ぶ店内。南側のウッドデッキに向かって天井まである大きなガラス戸があり、そこからカフェを取り囲む大きなナラの木々の梢を抜けて、明るい陽光が元気よく差し込みます。

みよたBOOKSメンバー、会場到着後すぐに恒例の本棚の準備に取りかかります。今回作るのは、暮らしの中で「染」を楽しむきっかけとなりそうな本に出会う本棚。色の世界、布や糸の文化・歴史、機織りや糸紡ぎのシーンが出てくる物語や絵本、素材を生み出してくれる身近な自然などなど・・・。いやはや「染」の世界も実に広くて深い!興味深い本たちが120冊、所狭しと並びました。

今回のトークセッションとワークショップのゲストは、お二人とも手しごとをされている方々。お二人の素敵な作品を、カフェに来られる方たちにも見ていただきたい!ということで、今回はエントランススペースに、作品を展示するコーナーを設けました。

トークセッションのゲスト、染織作家のたかのきみこさんの作品は、草木染のストールやショール。さまざまな色の手紡ぎの糸や毛糸で織られた作品は、美しい色合いはもちろん、その風合いや手触りも楽しめます。

ワークショップのゲストの本間江里さんの作品は、土染めの布で丁寧に作られた小物たち。素朴でほっこりとした雰囲気のトートバッグや手ぬぐい、靴下など、見ていると何だかフワッと明るい気持ちになります。

そして、メンバー全員甘党のみよたBOOKSのイベントには欠かせないスイーツ。今回は、エルさんに「染」をイメージしたスイーツを作っていただきました!草木染や土染めのように、ブルーベリーや抹茶などの自然素材の色の、優しい風合いのグラデーションが目を引く「染」のスイーツたち。ミルフィーユにシフォン、パウンドケーキにカッサータ。どれも美味しい!(みよたBOOKSメンバーは今回も全種類制覇です。)

左上から時計周りに、プラムの焼込ケーキ、バスクチーズケーキ、カッサータ、抹茶マーブルシフォン、ブルーベリーのグラデーションミルフィーユ

イベントには、常連のお客様や、軽井沢や小諸など近隣にお住まいの方、通りすがりに立ち寄られた方、遠方から来られた方まで、たくさんの方々がご来場くださいました。暑い中、お越しいただきありがとうございました!

2日間のポップアップ・ブックカフェ。たくさんの本から広がる「染」の世界を、五感をフルに使って楽しむ場です。ここを起点に皆さまが面白いコトに出会えていたら、主催者としてとっても嬉しいです!

👉トークセッション前編 へ続く


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