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部下との信頼関係を構築する方法「I am OK. You are OK.」のスタンスで臨む

こんにちはaRの三好です。今回は、部下との信頼関係を構築する方法についてお話したいと思います。最近、経営者様からの相談で「採用がうまくいっていないのでどうしたら良いか教えてほしい」「どうにか採用できたけれども、すぐに離職してしまう」といった悩みをお聞きすることが増えました。

よくお話を伺うと、管理職と現場の関係構築がうまくいっておらず、入社後の教育や現場でコミュニケーションに問題がある状況でした。まずは、現場で何が起きているのか、社員さんとの面談や現状分析を進めていきます。

無自覚に行われる、コミュニケーション4つのパターンとは

私たちが人とコミュニケーションを行う際の基本的構えとして、4つのパターンがあると言われています。望ましい姿勢は①なのですが、他者とのコミュニケーションがうまくいっていない時は多くの場合は、②,③,④のいずれかのケースに陥っています。相手とのコミュニケーションを行う際、自分がどんな態度を取っているのか、是非セルフチェックをしてみてください。

①I am OK. You are OK.
自他の調和・共存
自分にも他人にも肯定的で理想とされる姿勢。ありのままの自分を表現できる。
真の人間尊重、協力関係、平和主義、真の自己実現

②I am not OK . You are OK.
交流の回避
自分は他人よりも劣っている。自信がなく、受け身。
自己軽視、対人恐怖、劣等感コンプレックス、うつ反応

③I am OK . You are not OK.
排他主義
自分は他人よりも優れている。他人をコントロールしようとする。
強い自己愛、野心家、独善、妨害、非行、犯罪

④I am not OK . You are not OK.
拒絶・閉鎖
自分にも他人にも否定的。人生は不毛なものだと思う。
基本的不信感、虚無主義、放棄、絶望

いかがでしたでしょうか。コミュニケーションの際にご自身は現在どのようなパターンで、人と接することが多いでしょうか?これらの基本的な構え方は、幼少期の両親との関係を中心として培われるとも言われており、無自覚のうちに形成されています。

望ましくない態度を断ち切るには、まずはその状態になっている自分に「気づく」ということがスタートです。そして「どんな時にその望ましくない態度が発動しやすいのか?」「発動しない時(例外)はどんな時か?」など自分自身を観察することが重要です。

社員面談サービスでは、こういったことについても相談に乗っています。ぜひお気軽にご相談ください。


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