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インバウンド事業 徒然

実は2020年春より、インバウンド事業として台湾向けフォトウェディングをスタートしました。

コロナ禍で開店休業状態ですが、なぜ始めたかなど背景を綴ります。


何故、台湾向けフォトウェディングをはじめたか

理由は

①台湾はフォトウェディングへの需要が高く、過半数が新婚旅行がてら海外で行っている。

②フォトウェディングの撮影地で1番人気は日本。

③台湾は20歳になったら台湾を自転車で1周する文化がり、世界一の自転車メーカーGIANTがあるなど、自転車愛好者が多く、自転車の聖地しまなみへの旅行者が多い。


とりあえず台湾へ足を運ぶ

日本人向けサービス開発との違いは、圧倒的に情報が集まりにくい事で、   前に進めるには現地に足を運び感覚を掴む必要性を感じ、インバウンド支援会社に同行してもらい情報収集と販路開拓に赴きました。

 まずは、インバウンド支援会社のツテで旅行会社を十数社訪問したのですが、しまなみ海道をそもそも知ってる人が2割程度でした。旅行会社の人間の認知度でこの程度だと一般人だと認知度は相当低いだろうなと思います。また、営業周りの道中、市中を観察していても自転車に乗ってる人が日本と比べて少ない事も意外でした。

このまま旅行会社を訪問しても収穫は少なそうなので、ウェディングサービス会社をあたってみる事にしました。ウェディング関連の会社は中山北路エリアに集積していたので探しやすかったです。

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アポイントを取ってないので、飛び込みで訪問しました。旅行会社は予めアポイントを取っていたので、日本語を喋れるか英語を喋れる方が対応してくれたので、意思疎通できたのですが、ウェディングサービスは、殆ど現地の言葉のみだったので、Google翻訳やボディランゲージでの やり取りだったのですが、本当に親切な方が多く、6社飛び込み5社が話を聞いてくれました。興味をもってくれた会社も2社あり今後の展開に期待を持てました。

 他には、大きな旅行展示会が、ちょうど開催されてたので見学してきました。旅行展示会にユーザーが足を運び、その場で申し込みまで行うのが台湾では一般的な商流のようです。

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行ってみて分かった事

まさに百聞は一見に如かずで、現地に行かないと掴めない事がたくさんありました。

①しまなみ海道は旅行先として、一般的とはいえない。よくよく考えてみると、観光地としての存在感が高まったのは日本でもここ5~6年くらいなので当然かもしれない。

②日本人に対して、めちゃくちゃフレンドリー。物価は、半値くらいだが、吉野家、くら寿司など多数進出している日系企業は日本と変わらない料金で営業していて、現地では高価格帯だが受け入れられている事が表すように日本製に対しての信頼が高い。

③街並みが綺麗で整っている。原付バイクで移動している人が多いが、どこも、きっちり整列して停めいていた。整理整頓好きで日本人と似ていると感じる。

④台湾人は、海外旅行好きで5回以上来日している人も多いと聞き、なんでそんなに海外旅行に行くのか不思議だったのですが、実際行ってみると九州くらいの大きさなので、国内の目ぼしい旅行先は、すぐに行き尽してしまい海外に目が向くと分かった。あと、LCCにより航空費が安くなり片道1万数千円なので気軽に足を運べる。


まとめ

日本人と台湾人は相性がよく、連携する事業者ともお客様となるカップルとも、良い関係を築けるなと実感しました。コロナ禍も含め時間は掛かるだろうが、腰を据えて取り組めば良い結果が出せそうに感じたので楽しみです。 私たちは運よく平和が当たり前の時代に生まれ育ちましたが、おそらく平和は思ってるよりも脆い均衡の上に成り立っているよう思います。他国の人と交流する事で、お互いの理解・尊重を生み、交流が増えるほど悲惨な戦争の抑止力になるので、台湾含むインバウンド事業には力を入れたいと思っています。

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