宮崎市内で行われたメーデーの集会の光景を見て、宮崎の本当の労働者のために有意義な活動をしているようには見えなかった、という話。

5月1日はメーデーということもあり、宮崎市の中央公園では集会が開かれたようです 。

個人的には、以前連合がこれまで宮崎の労働者のために何をしてきたのかがさっぱりわからないという記事を書いたこともある通り、宮崎の連合関連団体のことは全く支持していません。

県内メディア各社の報道で絵面を見ても、人もまばらで参加者も老人ばかりで、相変わらずイデオロギーばかりを叫んでいて、真に宮崎の経済を支えている労働者からは全く支持されないだろうな、という印象です。

UMKの記事のなかで一番目立つ黄色い旗には「全日本年金者組合」と書いてあります。「もう労働者じゃねーじゃねーかw」、とツッコミを入れたくなります。

MRTの記事の中の黄色い旗には、「下げるな!上げろ!生活保護基準」とも書いてあります。自分たちの給料が上がらないのに、生活保護者が優遇されるのは、普通に働いている大多数の労働者からすれば、全く訴えたい政策ではないはずです。

その他、「今こそ活かそう平和憲法、戦争はダメ」、とか一体何なんだと言う感じです。メーデーの意味すら理解できないくらい耄碌してるのかと。

そして、採択されたメーデー宣言がこれです。ため息しか出ないですw

(メーデー宣言) 「貧困と格差の解消、気候変動ストップ、脱原発、持続可能な社会と戦争のない平和な世界を作るため働くものの力を終結しましょう」

UMKの記事から引用

先月の統一地方選挙の宮崎市関連の結果は、県議会議員選挙市議会議員選挙も個人的には失望を禁じ得なかったのですが、自称「労働者の代表」の野党側がまともな活動をしていない現状においては、対抗勢力が盛り返すこともないのだろうと思います。

すでに働かなくて良くなった年金受給者や公務員労組の役員ばかりがイデオロギーを通すための活動ではなく、真に一般の労働者に寄り添う政策を提案し実行する、自公政権に対抗しうる勢力の台頭が宮崎でもあると良いのですが。

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