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宮崎県の2023年8月の企業倒産は6件 負債総額は5億2300万円。いずれも前月を上回る。負債総額がどんどん増えてるな、という話。

宮崎県の2023年度8月に1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は、6県で、負債総額は5億2300万円だったそうです。

これまで、倒産情報は情報が出るたびにチェックはしていますが、残念ならがどんどん増えてるな、という感じがします。今月もすでに数件は破産手続きが決定した会社もあるようですし。

宮崎県内の2023年の6月の企業倒産は4件。件数は少なくても、負債総額がどんどん増えて来ているな、という話。|宮崎県政ウォッチ (note.com)

宮崎県内の7月の倒産件数は3件。これからが本格的に増えそうだ、という話。|宮崎県政ウォッチ (note.com)

信用調査会社によりますと、8月、宮崎県内の企業で1000万円以上の負債を抱えた倒産は前の月に比べ3件多い6件、負債総額は5億2300万円で3億円以上増えました。 このうち、宮崎市の乳製品製造事業者は新型コロナウイルス感染拡大の影響による販売不振で1億5900万円の負債を抱えて倒産しました。 この他、延岡市の土木工事業者が1億1200万円、えびの市の養豚業者が1億円の負債を抱えて倒産しています。

上記UMKの記事から引用

8月の倒産に関しては、1000万円以上の倒産が6件なのに、3件以上は1億以上の負債を抱えて倒産しています。ちょっと破綻の規模が大きいの問題ですね。

養豚業者は潰しても良いのに、牛肉の畜産業者はべらぼうな補助率で救済するのは何なんでしょうね。

今後の見通しについて信用調査会社は、経済活動が正常化する中で業績の回復が遅れ、コロナ禍の支援依存から抜け出せない企業を中心に倒産の増加傾向が続く可能性が高まっていると見ています。

上記UMKの記事から引用

これは本当に問題で、宮崎の企業は官公需や補助金依存がひどすぎて県全体がモラルハザードに陥っているような感じさえします。

潰すべき企業は、早めに潰さないと地方経済はもっと悪くなるんじゃないのかな、という話 という記事内でも書きましたが、宮崎県はこのコロナ後の景気回復局面においてまで、さらなる持続化補助金継続を国に求めるなどしています。

そういうことをいつまでも繰り返していても、地域全体のビジネス環境としての信用がいつまでも回復・向上しないので、こういうモラルハザード状態を適正化していくほうが大事なのではないか、と個人的には感じます。


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