【🌎私の地球カリキュラム ㊳】 ツラい職場に救世主出現 健常者であったならば
職場は日々忙しく、辛く厳しい。
日々、穏やかに過ごしたいと願うが、そんな日は訪れない。
毎日、涙が流れ出た。
車椅子で、社会復帰をして一年半ほどが経っていた。
そんなある日、
職場に新たな人が入って来た。
うー〜ん?( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
どこかで見たことのある人だなーっと思いつつ日々を過ごしていた。
1ヶ月ほどして、勇気を出して話し掛けてみた。
すると、同じ高校の卒業生。
そして、同じ年。
あれ?あれ?あれ?
いやーん同級生じゃん。
「見たことあるなーっと思ったんだよねー」と、嬉しくなった。(*゚▽゚*)
高校時代に仲が良かった訳ではなかったが、
確実に同じ学校で、同じ時代を共にした同級生であることが判明し仲良くなった。
名前は、リンちゃん。
(面白くてサバサバしている)
今まで、この職場での苦しかった胸の内を話すことが出来た。
お互いに思っていること話せて楽しかった。
(職場の愚痴も言い合えた)
人とおしゃべり出来るって素晴らしー⤴️。
枯渇していた心に潤いを与えてくれた。
救われた。 ありがとうリンちゃん。
しかし、劣悪な職場環境。
リンちゃんは
「ここは、長くいる場所じゃないよ」と6ヶ月で退社して行った。
私は残って欲しかったが、
こんなブラックな会社は、早く辞めた方がいいと思っているので。
お互い頑張ろうとリンちゃんを送り出した。
もしも私が健常者であったならば、
今のこの会社には100%入社していない。
もしも私が健常者であったならば、
直ぐにこの会社を辞めて、違う仕事についたであろう。
『もしも私が健常者であったならば』なんて
考えるのは無駄だ。
私は、障害者なのだから。
車椅子人間には全ての事に対して、選択肢が少ない、仕方ない。
この会社での仕事は日々は壮絶であった。
私は身も心もボロボロになりながら、
2年半仕事を辞める事なく耐え抜いた。
仕事を辞めようと何百回も思った。
何もかも終わりにしてしまおうと、何百回も思った。
が、出来なかった。
私はなぜ?
こんなにも我慢強いのか?(-_-)?
(自分で言っていれば世話はない)
この会社のシステムとして、
3年を目安に部署を移動するというのがあった。
私も3年頑張れば他の部署に行けるかも知れないと、そこに一途の夢と希望を持っていた。
2年半頑張って働いた私に、
部署異動の可能性があるのかを確認するため、勇気を出して人事課に行ってみた。
しかし、
私の夢と希望は見るも無残に打ち砕かれた。
「あなたの雇用形態では部署の異動はありません。」
これが人事課の答えであった。
ガーーーン!∑(゚Д゚)
あまりにも、残酷な回答。
今は9月。
これで、
スッキリとこの会社を辞める決心がついた。
今の部署で、四年目を迎える事は考えられなかった。
よし、辞めよう。
気持ちが楽になった、後半年すれば今の仕事をしなくても良くなると思うと、嬉しくなった。
仕事は、3月31日まできちんとやって、
後任の人に引き継いで辞める。
これが私の目標となった。
後、半年の我慢。
耐え抜いてみせる。
次のステップの事を考えていた、そんな時
人事課から、呼び出しが。 何かな…?
【私の地球カリキュラム㊴】へつづく
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