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【他社と差をつけろ!】応募前から質問を受け付けよう!

建設業の有効求人倍率は約6倍、つまり6社がひとりの求職者を奪い合っている計算になります。
そのため、数多くある求人募集の中から選んでもらうための工夫が必要になってきます。

自社の魅力をしっかりと伝える求人募集広告やHPやSNSの充実など、採用活動において様々な工夫をすることが当たり前になってきている中、さらに他社との差をつけたいのであれば、応募前に質問を受け付けるのがおすすめです。

求職者は応募する会社がどんなところなのか、環境や待遇は良いのか、働く上でのメリットはあるのかなど、様々な疑問を持っています。
募集要項やHPに書いてあってもわからないことや、自分の条件に当てはまるか、そういった疑問を気軽に問い合わせることができるようにすることで、応募へのハードルを下げ、会社に興味を持つ母集団の形成に役立ちます。

質問を受け付ける手段として、HPのメールフォームやSNS、電話受付など非対面方式と、実際に会社に来てもらう見学方式があります。
カジュアル面談という形で既存社員を交えて気軽に質問を受け付け、会社に親しみと興味を持ってもらいましょう。
ここで大切なのが、質問をするのは求職者であり、会社が求職者に対して質問をする場にしないことです。
求職者に会社のことを知ってもらい興味を持って応募してもらえるように積極的に質問を受け付けましょう。

求職者にとって、面接に至るまでの情報収集は現在はほぼネット頼りです。
面接の連絡をする際に初めて会社とコンタクトをとるのが一般的、だからこそ事前に質問を受け付けてくれて求職者と積極的なコミュニケーションをとってくれる会社は他の同業他社よりも寄り添ってくれていると感じ、応募につながりやすくなります。

しかし、応募前に質問を受け付けても質問をしてきた人が必ず応募するとは限りません。
また、求職者からの問い合わせや見学対応という業務が増えるため、対応する社員の負担や業務との折り合いを考え、スケジューリングをする必要があります。
また、事前に伝えた内容と実際入社した際の対応が異なっていたり、質問を回答する人と会社の認識に齟齬が生じてトラブルになる可能性もあるため、事前質問を受け付ける際はそういったデメリットや注意点をしっかりと把握し、対策することが大切になります。

採用活動はいかに求職者の興味を惹き、自社に興味を持ってもらうかが重要です。
他社よりも高待遇の条件を提示するだけが手段ではありません。
例え他よりも給与がずば抜けて高くなくとも、社員に誠実で働きやすい環境があれば人は定着します。
会社の魅力を発信し、より多くの求職者に知ってもらって応募を増やし、求める人材の獲得を目指しましょう!


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