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20歳で24時間ジムの店長になった僕が会社を設立するまで〜Vol.3(22歳 アメリカLA視察〜23歳 FC本部スーパーバイザー編)

Vol.3はクラブマネージャー時代に行ったアメリカLA視察の経験とFC本部スーパーバイザーの経験を書きます!
現日本のフィットネス市場にも繋がるお話です。

アメリカ🇺🇸ロサンゼルス


22歳クラブマネージャーの時に海外視察メンバーに選ばれました。
アメリカのロサンゼルスはブティック、バジェット、ヒート業態などフィットネス市場が盛んで視察兼体験し勉強になりました。今もあの時の現地の感覚から業態開発に意識しているポイントがあります。複数のブランドを視察しましたが、中でも印象に残っている業態について少し書きます。

Planet Fitness

バジェット型、HV/LP型クラブと言われる業態。低価格で1,000円から使えるフィットネスクラブで当時は料金体型も含め衝撃でした。運営ルールも驚きのハードユーザーお断り。フリーウェイトでのタンクトップ禁止やダンベルを床に落とすと館内に響き渡る警報ブザーを鳴らされます。ルールを守れない方は2回目で退会です。徹底的に初心者を大切にするターゲットにしており、週1回にピザやベーグルが食べ放題というイベントもあり。それだけを目当てに入会している会員もいると言われていました!

Barrys Bootcamp

オレンジセオリーなどのHIIT業態と同様ですが、ブッティックスタジオの象徴のようにとにかくカッコイイ!!内装やアパレルウェアなど気持ちが高揚する雰囲気作りが素晴らしかったです。スタッフまでもブランド化されておりブランディングという考え方を勉強させてもらったブティック型です。

SOUL CYCLE

バイクスタジオ業態。有名な俳優、女優も通っているというSNSなどの流行もありフィットネスをブティック化したクラブの一つです。ここを参考に日本でもバイクスタジオが増えました。

紹介した3店舗以外も含め体験した際には、イントラのパフォーマンス力や熱量に圧倒されました。現地の雰囲気もありますが、非日常に引き込むパフォーマンスを実感。サードプレイスとしての施設の在り方なども考えていくきっかけになりました。

FC本部サーパーバイザー

クラブマネージャーとして最後の年は多くの表彰もいただきました。良いタイミングで本部のFCスーパーバイザーとして異動。

初めて他社を知る。

加盟会社様を複数担当することで初めて自分の働いている会社以外を知る経験になりました。地域や会社規模も様々だったため毎日が刺激的でした。特に歴代のSVの方と比較されることもあり、最初は自分を信頼してもらうのにどうしたら良いのだろうか。。と考えました。ここで見つけた答えは、"経営者の信頼を掴む前に現場スタッフとの信頼を掴む"ことでした。これまでもMG時代に店舗異動して、すぐにお店を変えるためには現場スタッフとのコミュニケーションがキーでした。まずは現場の方の疑問や要望に可能な限り答えました。そうしていくうちに現場から上長の方にも話が伝わり、本部としての方針など納得いただきました。

新店開発ノウハウ

この年は年間3分の1は全国に出張をしており、人生で一番刺激的な日々だったと思います。新店の開発を同時に3店舗並行して進めたり、運営チェックとして担当の加盟店を全店回っていました。時には工程会議への参加、マシン搬入、設計打ち合わせ、物件交渉立会いetc..この経験から商圏分析や感覚的に立地を見極める能力が更に磨かれました。他にもリニューアル提案や様々な人事的な相談なども受け今の仕事に繋がっていきます。具体的な記載はできませんが様々な経営判断を目の前で勉強させてもらい、たまには3軒ハシゴして飲み歩いたり、ビジネスマンとしての駆け引きや人情など奥深く学んで今の自分が形成されています。

<Message>

今回の記事では、業態開発として必要な企画アイディアやビジネスマンとして学んだ会社間の付き合いを少し書きました。たくさんエピソードがあり濃い1年だった分書く内容が絞れませんでしたが。。この時期は異動シーズンですね。新天地で活躍するポイントとして自分を出すタイミングを焦らず慎重に。まずはコミュニケーションと新天地の状況を見極めることが大切ですよ! 

<次回>  〜Vol.4 (24歳 初の転職〜26歳 ベンチャー企業創業 編)

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