宮田祐子@女性のキャリアと健康を支えるキャリアコンサルタント

女性がやりがいを持ち、無理なく働き続けられる社会を創りたい、個人や企業をサポート。健康…

宮田祐子@女性のキャリアと健康を支えるキャリアコンサルタント

女性がやりがいを持ち、無理なく働き続けられる社会を創りたい、個人や企業をサポート。健康的で自分らしいキャリアを育む「手帳学講座」主宰。キャリアコンサルタント歴18年 /健康経営アドバイザー /保健学修士。家事が苦手なワーママ。https://lit.link/miyatau

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固定された記事

女性のWell-beingを支えたいと思った理由

職業柄、講師として人前で話す機会も少なくない私だが、小・中学時代の9年間、私は場面緘黙児(ばめん かんもくじ)だった。 休憩時間や放課後、休日は友達とは話すのだが、…

まとめ:学生のキャリア支援記事

私がキャリアコンサルタントとしてスタートを切ったのは、学生のキャリア支援領域でした。主に大学生の就活をサポートしていました。 これらは、その時に書いていた記事で…

天職への入り口

さて。大学生の皆は今、就職活動の真っ最中だよね。 内定をもらった人、 内定をもらった知人を見てあせっている人、 自分のやりたい事が見えてきた人、 自分が何をしたい…

かっこいい大人に向かって行こう~大人を楽しめる大人の条件~

みんな、進路考える時ってどんな気持ち? ワクワク?ドキドキ? それとも イライラ メソメソ グッタリ ドンヨリ? わたしが学生の時は、いつも不安だった。 大人って…

自分の居場所

さて。突然ですが質問です。 「何のために・誰のために存在していますか?」 と聞かれたらなんて答える? 楽しく生きるため。 安定した生活を送るため。 音楽をするため…

選択と決断

今回は手に入れた内定に悩んでいるあなたへのメッセージ。 内定先に入社を決めることに悩んでいる人。 いくつか内定をもらってどれを選んでいいか悩んでいる人。 この時期…

弱さを認めるという強さ

4月は、色んな人が新しいスタートを切る時期だね。 特に新1年生や就職活動中の人は「これからの自分」を考えている時期なんじゃないかな。 でも中には、 行きたかった学…

「これってマタハラ?」 あなたが相談すべきところ、教えます。 ~相談相手と相談方法、間違えていませんか?~

マタハラ(マタニティ・ハラスメント)は、 妊娠・出産・育児をきっかけに起きる、働く女性へのハラスメントです。 新しい命を迎え、育児をしながらどう働き続けようかと…

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命と希望

希望のイメージは、清らかな水と明るい太陽。 中公新書ラクレ『希望学』にはそう記述されていますが、希望を光に例えるとしたら、それは昼の太陽ではなく闇の中の光のよう…

キャリアと希望

私は必ずしも経済的に裕福とはいえない家庭に生まれた。ニートが生まれる家庭は経済的に余裕がない場合が多いそうだが、その意味では私自身、働く希望を持てないニートにな…

希望と挫折

「夢を持てなんて言うから子どもが迷うんだ。夢なんていつの時代もごく一握りの大人しか叶えられないのだから」 ニート研究で著名な玄田先生の言葉は、疑いもしなかった私…

固定された記事

女性のWell-beingを支えたいと思った理由

職業柄、講師として人前で話す機会も少なくない私だが、小・中学時代の9年間、私は場面緘黙児(ばめん かんもくじ)だった。 休憩時間や放課後、休日は友達とは話すのだが、授業や日直など公のシーンでは、何も話せなかった。何度も理由を問われ続けたが、自分でもわからなかった。 今振り返って考えると、「公の場で話される言葉は、その人の本当の言葉ではない。思ってもいないことを言わなくてはいけないのはおかしい。言わないほうがましだ」という漠然とした想いと疑問と反抗心が、あったような気がする

まとめ:学生のキャリア支援記事

私がキャリアコンサルタントとしてスタートを切ったのは、学生のキャリア支援領域でした。主に大学生の就活をサポートしていました。 これらは、その時に書いていた記事です。 今は女性のキャリアが専門領域ですが、キャリア支援に携わっている想い・軸は全く変わっていません。 対象は変わっても、届けたいメッセージは変わっていないので、「手帳学」をはじめとした私のコンテンツに興味を持ってくださった方に、読んでいただけたら、嬉しいです。

天職への入り口

さて。大学生の皆は今、就職活動の真っ最中だよね。 内定をもらった人、 内定をもらった知人を見てあせっている人、 自分のやりたい事が見えてきた人、 自分が何をしたいかが分からなくなってきた人 就職活動休憩中の人・・ 色々な想いを抱えて毎日を過ごしていると思います。 自分のいくべき道が見えてきた人、おめでとう。 目標に向かって過ごす時間がもたらす充実感を満喫していこうね。 見えない人、迷っている人、そんな自分を責める必要はないよ。 自分のやりたい仕事がなくても気にすることは

かっこいい大人に向かって行こう~大人を楽しめる大人の条件~

みんな、進路考える時ってどんな気持ち? ワクワク?ドキドキ? それとも イライラ メソメソ グッタリ ドンヨリ? わたしが学生の時は、いつも不安だった。 大人って面白くなさそうっていつも思っていたから。 そして、そんな大人の世界に自分の未来を探さなきゃいけないことが、 嫌で嫌でたまらなかった。 文集や作文、三者面談の時 「将来何になりたい?何でもいいから答えてごらん」って聞かれ続けるたびに、そんな気持ちとぶつかってイライラしていた。 いつも、ありもしない答えを無理や

自分の居場所

さて。突然ですが質問です。 「何のために・誰のために存在していますか?」 と聞かれたらなんて答える? 楽しく生きるため。 安定した生活を送るため。 音楽をするため。 自分のため。 友達のため。 彼氏・彼女のため。 色々あるね。 それが、今のあなたの「価値観」。 自分が生きていきたい道を歩くための方位磁針。 でも。 この価値観には2種類ある。 自分の中から出てきた価値観。 誰かから押しつけられた価値観。 あなたが今持っている価値観はどっち? 誰かに押しつけられた価

選択と決断

今回は手に入れた内定に悩んでいるあなたへのメッセージ。 内定先に入社を決めることに悩んでいる人。 いくつか内定をもらってどれを選んでいいか悩んでいる人。 この時期にはそんな悩みが混在しているね。 どちらの悩みも将来への不安が原因。 この先に自分の幸せがあるんだろうか。 もし間違った選択をしてしまったらどうしよう・・って。 ところで。 間違った選択ってどんな選択? ほんとうに大切なことは どんな選択をするか、ではない。 どう決断するか。 そしてどう行動をするか、というこ

弱さを認めるという強さ

4月は、色んな人が新しいスタートを切る時期だね。 特に新1年生や就職活動中の人は「これからの自分」を考えている時期なんじゃないかな。 でも中には、 行きたかった学校じゃないところへ仕方なく通うことにした人 就職活動で行きたかったところの選考に落ちてしまった人、 「これから」を考える気持ちになれない人 そして自分の「未来」に背を向けてしか「現在」を生きられない人もいると思う。 でもね、それでもいいんだよ。 そういう時期は誰にでもあるんだから。 今は強くて楽しそうで活き活きと

「これってマタハラ?」 あなたが相談すべきところ、教えます。 ~相談相手と相談方法、間違えていませんか?~

マタハラ(マタニティ・ハラスメント)は、 妊娠・出産・育児をきっかけに起きる、働く女性へのハラスメントです。 新しい命を迎え、育児をしながらどう働き続けようかと考えている時期に、ハラスメントに遭い、悩む女性は少なくありません。 そのような女性の多くが共通して語る言葉が「2つ」あります。 ひとつは、「これって、マタハラでしょうか」 もうひとつは「これは、私のわがままなのでしょうか」 という言葉です。 私はマタハラに関する相談対応のほか、 企業や自治体などでマタハラ防止

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命と希望

希望のイメージは、清らかな水と明るい太陽。 中公新書ラクレ『希望学』にはそう記述されていますが、希望を光に例えるとしたら、それは昼の太陽ではなく闇の中の光のような気が私はします。 「生命現場でのケア」に関する勉強会でのことでした。 講師は、終末期ケアに携わっている産婦人科医、受講生の大半は助産師でした。講義内容は、希望というのは一人の中で完結するものではなく、人間関係の中で作られていくのだ、という印象を強く感じるものでした。 挫折経験にふたをしてはいけない、ある程度の

キャリアと希望

私は必ずしも経済的に裕福とはいえない家庭に生まれた。ニートが生まれる家庭は経済的に余裕がない場合が多いそうだが、その意味では私自身、働く希望を持てないニートになる可能性は充分あった。多くのニートと同じように将来何になりたいかも分からなかったし、大人になることが、嫌で嫌で仕方なかった。 ただ、未来に希望を持てない環境の中で育ったとしても、やりがいのある仕事と出会えること、未来に希望を持てる日が訪れることを、とあることで偶然知った。 そんな私がやがて、幼い頃の自分と同じような

希望と挫折

「夢を持てなんて言うから子どもが迷うんだ。夢なんていつの時代もごく一握りの大人しか叶えられないのだから」 ニート研究で著名な玄田先生の言葉は、疑いもしなかった私の夢に疑問を抱かせました。 「夢は叶う」という希望を若者に伝えていきたいと考え、働いていた当時の私にとって、それは一つの挫折でした。 私が仕事を通して実現しようとしていることは間違いなのだろうか。 若者を苦しめているだけなんだろうか。そんなはずはない、そうは思いたくない・・・。 今振り返ると、それこそが私にとっての希