宮田文机

仙台在住のアラサーフリーライター。主夫。ラジオをたくさん聞きます。

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    最近の記事

    頭痛で視聴した映画『フェイブルマンズ』

    映画フェイブルマンズ(2023)を見に行った感想です

      • 悪口や萎える発言をしてしまう悪癖について

        悪口がクールだ、という感覚で悪口を得意げに話して、周囲の人を不快にさせることがよくある。 「それ、かっこわるいよ」といわれても、思考の癖はなかなか治らない。 たとえば6年ほどまえ、会社を辞めたとき、俺を送り出す飲み会で「○○(俺)が結婚して会社を辞めるだなんてなァ。数年前は僕、人と付き合うのメリットがわからないんですなんて言ってたのに…」としみじみ語る20歳以上年上の上司に「いやね、僕ひとつ恋愛のすごくいいことを見つけたんですよ」とネタをフッた。 「ほお!なになに?」と色め

        • 【読書感想】1998年の宇多田ヒカル(新潮新書)

          poplifepodcastやwowowぷらすと、トークライブ配信で宇野氏のファンとなり、しかし何となく本には手を出さず、ついに図書館で借りて読んだ。宇野氏の面白さは時代世代と産業構造から、政治的なせめぎあいの結果としてエンタメを分析、活写することと、その歯に衣着せぬ(というよりはより巧みに歯に衣を着せたり、逆にさらに犬歯をとがらせてみたり)といった計算された語り口にある、と思う。そのチャームは、宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、(+浜崎あゆみ)という1998年の3(4)人の

          • たばこを吸わないのに口がくさい

            さっき、嫁はんにお風呂場で「ねえ、あんた口がくさいよ」といわれた。 わたしが「え、そう?」と返しながらはーっと息を吐くと、嫁はんはさらに顔をしかめて「そうだよ」といい、つづけて「なんで臭いって言ってるのに息を吹きかけるの!」とわたしを叱った。 なぜって、口が臭いといわれて悔しかったからだ。 「俺、たばこも吸ってないし歯もちゃんと磨いてるのにくさいっていわれちゃやってらんないよ」とこぼすと、「確かに」と少し嫁はんは納得した。 わたしはたばこを吸わないことを人を殴らないとか騙

            【読書記録】オン・ザ・ロード (河出文庫)

            オン・ザ・ロード・アゲイン。バック・オン・ザ・ロード・アゲイン。ケルアックは名前だけ知っていて、ビートジェネレーションの作家(というか考案者)だということも知らなかった。とにかくのべつ幕なしにしゃべり、袖すりあうも他生の縁で旅に随行したかと思えば、突然「じゃあ」と別れてどこかへ行ってしまう。それでも主人公サル・パラダイスにとってディーン・モリアーティはいつでも帰ってくる(もしくは向かう)場所で、友情の物語であることは間違いない。しかし、後半になるにしたがってサルがディーンに切

            ENTER 落選企画(3案)

            次世代ライター企画プレゼンイベントとして、公募されたENTERというイベントに応募したけれど、あえなく落ちてしまいました。 力不足で残念です。 noteは始めなきゃなあと思っていたので、3案提出したものを初めの記事として貼っておきます。 【案1】平成を一ヶ月で経験して新元号を迎える 【企画内容】 3月の日数は31日。平成も31年目(30年と少し)で終わりを迎える。というわけで、平成元年=3月1日とし、3月31日に平成31日の終わりを迎えて、4月から新しい元号の中で生活す