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#4 ヨーロッパでマイノリティになってみた

こんにちは!
今回は#2のVisionを描くことになるきっかけの出来事第2弾をお届けします!
Visionについては上記に貼った#2をご覧ください。

さてさて、Visionにおける原体験は大きく3つあります。
 ・実際に知人で差別を受けた人がいるから。
 ・自分が国籍的マイノリティとして多様性の力を感じたことがあるから。
 ・自分が日本で他人を気にして生きていた(る)から。
今日はこの二つ目、マイノリティになってみた!について。

コンチキツアーとは

大学2年の夏、僕はヨーロッパでコンチキツアーというものに参加しました。詳細はこちらをご覧ください。
このツアーに関しては山ほど語ることができるのでいろんな視点で後日書いていこうかなと思います。
(現時点では食べ物、文化、風景などなどを予定しています。)

簡単にこのツアーを説明すると、
一つのバスに乗って世界各地からきた35歳までの若者と英語を使って旅をする。
そんな旅です。
旅先と期間は世界各地、1週間から3か月とほんとに様々あり、その中で僕はヨーロッパのイギリスからフランス、スペインをめぐる10日間ほどのコースを選択しました。

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なぜ行ったのか

理由はたくさんあります。
・小さいころから海外に行きたいという想いがあった。
・特にヨーロッパはあこがれていた。
・英語を鍛えたかった。
・海外の人と友達になりたかった。
・日本人1人の環境に行きたかった。
こういう想いを抱いていた中で、コンチキツアーを見つけ一目惚れしました。

実際に参加してみると
・40人くらいの参加者
・国籍はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
・日本人はおろか、英語がネイティブでないのは自分1人
・ツアー中は基本的にホステルに滞在、3,4人で一部屋
・寝るときも食事の時も誰かといる

留学やボランティアとはちょっと違った環境でまた面白いです。

コンチキで思ったこと-国籍の違いは超えられる-

このツアーの参加者は一人で参加する人がほとんど、一部はカップルで参加している人もいました。
つまり、ほとんどが初対面。
そして育った国が違えばそれぞれ価値観や文化も異なる。

まさにダイバーシティですよね。

価値観が違うのに、10日間はずっと一つのバスで、ともに旅をする。
絶対喧嘩が起きるだろう。

そう思っていたのですが、実際は真逆でした。

みんな常に笑顔。

食事をしているとき
寝るとき
お酒を飲むとき
街を歩くとき
乗っている大型バスがとても狭い道を曲がることに成功したとき

夜は特にお祭り状態でした笑

みんな違う国籍や文化を持っているのに1人1人が笑顔で、
個性を発揮
している。

この状態こそが"違いを活かす”ということなのかな。
そしてこれこそが自分の理想の社会だと思いました。
日本でも文化的背景の異なる人同士が、異なることを恐れるのではなく、
むしろ活かせるような環境
があるべきだと考えました。

そして日本に帰国後、
一番に目についたのが空港から電車に乗るために電子マネーにチャージしようとしたときの切符の買いにくさでした。
ヨーロッパでは切符買う手段にカード払いも可、多言語表示あり。
日本では現金のみ、日本語のみでした。(当時)
そして目的駅を選べばいいのではなく、切符売り場の近くにある金額表を見ながら目的地をもとに金額をタッチする、という複雑さ。

自分が日本人でなかったらとてもじゃないけど切符を買うことに30分はかかる。

僕がヨーロッパで見た景色とは程遠い日本の現状。

僕は自分がヨーロッパで経験したあの景色を日本でも見たい。
そのためにも
「1人1人が自分に誇りを持ち、お互いを尊重し合うことができる社会」
を実現させていきたいと思います。

何度もしつこいですが、今回の記事はヨーロッパでの出来事のごく一部です。後日ヨーロッパシリーズ書きますのでお楽しみに!
2021.01.30

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