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人間不信は統合失調症のせい?それとも過干渉の毒親育ちのせい?

私は人間不信なんですよ。
他人を信頼して尽くしても裏切られて捨てられてきましたからね。
統合失調症発病の引き金になってしまった職場でも、どれだけ頑張れば認められるのか、どれだけ尽くせば許してもらえるのか、自分を追い詰めすぎて無理をしたし、唯一信頼していた人に裏切られて心が壊れてしまいました。

統合失調症の症状には、周囲から悪口を言われている、嫌がらせを受けているという被害妄想があるんです。
妄想と言われているけれど、でも自分の中では実際にそうだったんです。

また過干渉の毒親育ちでも、他人の目や顔色が気になる、他人からどう思われているかが気になる、自分なんてどうせなにをやっても無理だ、という感情があります。

このどちらもがあるから、すごくすごく生きづらいです。
過干渉の毒父と絶縁してから7年が経ちますが、後遺症は続いています。
精神薬で心の不安は抑え込めているのですが、近所の人に会うのが怖くて、家の中での生活を監視されているようで外出できないし、他人に否定されると深く心が傷ついて、もう二度とその人とは会いません。
あと、人間関係で親しくなっても、一定以上の距離感で接して来られると、恐怖でやはり、その人とはもう二度と会えなくなりますね。

統合失調症そのものは遺伝病で、親の育てられ方が原因というのではないそうですが、毒親の元で機能不全家族で育ち、子どもの時から社交不安症とうつ状態だったので、なるべくして精神疾患になったし、毒親がとても恐ろしかったので、人間不信になってしまったのだと思います。

毒親育ちの後遺症って、大人になって社会に出てから、結婚してからが本当に悲惨です。
会社では人間関係の構築ができないから人に粗末に扱われるし、毒親と同じタイプの上司に目を付けられてパワハラ・モラハラされてしまいます。
結婚では毒父と似たタイプの相手を選んでしまったり、子どもができれば虐待の連鎖を繰り返してしまうかもしれません。

自分で毒親から受けた虐待に気付いて、同じ軛は踏まないと心に誓って、いつもいつも自分を見つめ直して子育てしないとね。
私は自分の子どもに対して、「愛おしくてたまらない」とか「憎たらしくてしばきたおしてやりたい」という感情が希薄で、自分とこの子はちがう人間でちがう人生だよね、っていう意識が常にあります。
毒父が、私の人生なのに、親の敷いた人生のレールを無理やり引きずって歩ませる人だったので、その反面教師かもしれません。
子どもの人格を潰す親にはなりたくないですね。
残りの人生は、自分らしく生きていきたい。そう切に願います。

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