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新国立競技場へJ2天王山を観にいく


 Jリーグ公式が企画していた抽選企画(5,000組1万名様に当たる)に当選したので、東京Vサポーターの先輩と9日に国立競技場へ町田-東京V戦に行ってきました。

 このカード、J2史上初の国立開催であり、個人的にも初の(旧国立含めて)国立観戦だったので、試合前からかなりワクワクしていました。もしかしてABEMAでの中継で、昨年のW杯を大いに盛り上げたサイバーエージェントが経営する町田ならではの演出とかもあるかも? なんて思っていたら……。


 まさか試合の3日前にこのクラブ間で移籍する選手が現れるとは……。



 当日は少々蒸し暑かったものの、試合時間のころには心地良い風もあり、非常にいいコンディションでした。早めに会場入りし、周辺を散策。


旧国立に飾られていた「勝利」(野見宿禰像)
同じく「栄光」(ギリシャの女神像)
聖火台。これらは場外に飾られている

 国立といえばこの3つですね。歴史を感じます。


場内がほのかにあったかくなるくらい、景気よくボンボン花火を上げていました。


 出来た当初は、批判の矢面に立たされることもあった新国立競技場でしたが、当時指摘された点が観戦の妨げに感じることはありませんでした。ちょっとビジョンが小さい、椅子がやや固い・狭いと感じる人もいるかな~というくらいです。2階席からの観戦でしたが、ピッチも観やすかったです。



 18:00、いよいよキックオフ。開始早々の2分に町田の藤尾翔太が得点し、FWのエリキを軸に、終始町田の速攻が試合のペースをつかみ、38分には安井拓也による追加点。「もしかして町田って、すでにJ1下位のクラブより強いのでは?」と感じさせる勢いがありました。

 試合の流れが180度変わったのは66分。東京Vが、前節の長崎戦で「デビュー戦ゴール」を果たした新井悠太をピッチに投入すると、一気に東京Vのペースに。染野唯月が73分、83分に立て続けに得点を決め、なんとか引き分けに持ち込むという、激しい一戦でした。
 ヴェルディ側に座っていたので、試合展開に呼応して、サポーターたちの声色がどんどん高揚していくのを肌で感じました。



 J2天王山(町田:1位-東京:V2位)かつ、国立でのダービーマッチ、さらにバイロンの移籍という要素もあり、熱い展開を期待していたのですが、予想をはるかに上回るビッグマッチでした。

 初めて行ったスタジアムで、こういう試合を観戦できるのはやっぱり嬉しいし楽しい。今以上にスポーツに一喜一憂していた小学生のころのような、まっすぐで朗らかな気持ちになりました。ほかの「未踏スタジアム」にも足を運びたい気持ちが強くなりました。


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