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本についてのアレコレ

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本の感想、紹介、読書について、まとめました。
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#読書

「1万円選書」に関するお知らせ

こんにちは。 本日は、みなさまへ情報シェアです。 さて、北海道の書店がやっている「1万円選書」ですが、いよいよ申し込みが始まります。 「それ何?何?」という方は、以前に書いた、こちらの読書感想文を、先にお読み頂ければ幸いです。 で、その、岩田さんの「1万円選書」ですが、 今年の応募期間は、来週です! 2023年10月2日(月)から10月9日(月) 今までは、年に1回、10月のみだったのですが、今回は、試しに半年にして、次は4月になるみたいです。 なので、今回の応

噛めない本

こんにちは。 3時を過ぎると、もう西日を感じるようになりました。 季節との相関は不明ですが、定期的に、硬い本が読みたくなる時期があります。 単純に、柔らかいパンばかり食べていたら、ちょっと噛みごたえのある、ハードパンを食べたくなるくらいの感覚です。 そういった時、本当は、ゴリッゴリの哲学書なんかを読みたいのです。 うふふ、憧れのヴィトゲンシュタインなんかに、うっかり手を出してみたり、ベルクソンの「時間と自由」なんて、読めたらカッコイイなとか、思うわけです。 でも、

夜の時間に何を読む?

こんにちは。 夜の読書は、何を読むか? これは、ここ最近、私の課題でした。 夜、のんびりと時間を気にせず、小説を読むのが、昔から好きなのですが、困ったことに、最近は翌日、前の日に読んだ部分を、よく覚えていないのです。 本当に、どうしちゃったの?私のアタマ。 まあ、お酒を飲みながら読むのがいけないのは、わかっているのですが、このお酒、プラス読書が、私にとって、至福の時なのです。 以前は、全く問題なかったのに。。 で、結局、次の日に、また読み直さなくてはならないので、

漱石と梅雨

こんにちは。 今日は、久々に梅雨の晴れ間! 洗濯物も、カラッと乾き、嬉しい限りです。 そういえば、北海道には梅雨がないんです。 東京に越してきた時、こちらの人にそう言うと、驚かれたりもしましたが。 逆に、私の方は、「梅雨って、毎年あるの??」みたいな、梅雨が何かを、よく分かっていなかったものです。 なんとなく、雨が続くと、「梅雨だねぇ」とか言うのかと思っていた。 冬に、よく「今年は、雪が多いねぇ」っていう、感想のようなものかと。。 そして、思い出すのが、東京に

ダメな時も本を読む

こんにちは。 いつの頃からか、図書館で自己啓発本を借りることが習慣となってしまいました。 毎度毎度、同じ本棚の前に立ち、悩める者らへ向けた本のタイトルを眺めつつ、内心には、不安と葛藤がうずいています。 こうした本を読むのは、やる気ダウンした時の、エネルギーチャージみたいなもので、いまでは、ある種のお守りです。 なので、実はそれほど、真剣に読んでいるわけでもなく、たまに間違えて、既に読んだ本を、また借りちゃったりします。 そんな具合なら、この自己啓発本に費やす時間を、

岩波ジュニア新書を読む

こんにちは。 本日は、神保町のブックカフェに来ました。 お目当てはこれです! 岩波新書を装った、岩波ジュニア新書! カバーに惹かれたわけではないのですが、以前から、ジュニア新書を何冊か読みたいなと、いろいろ調べていたわけです。 そして、まずは、名著と言われている、「砂糖の世界史」、これを読もうと考えていた、その矢先に、この特装カバーの情報を得たのです。 大人にも読んでほしいからーと書かれた、こちらのカバーの下には、いつものジュニア新書が隠れています。 このカバーは

#読書感想文〜物を書く女

こんにちは。 本日は、本の感想です。 「この父ありて 娘たちの歳月」 梯 久美子・著(文藝春秋 2022) 「書く女」と、その父親との関係に焦点を当てた、評伝集です。 9人の「書く女」が取り上げられています。 渡辺和子 齋藤史 島尾ミホ 石垣りん 茨城のり子 田辺聖子 辺見じゅん 萩原葉子 石牟礼道子 昭和を生き抜いた女流作家がずらり。 著者の梯久美子さんは、骨太のノンフィクション作家で、気になっていたのですが、どの作品も大作すぎて、なかなか手が出せずにいたのでした

禁断症状で眠れない

こんにちは。 あの。。 禁断症状が出るって、中毒ってことでしょうか? 昨夜、私は、いわば読書の禁断症状に、苦しみました。 昨日は、1日バタバタしていて、昼間に本を読む時間を、全く取れませんでした。 そして、夕方から、外食に出かけ、お酒を飲んで、帰宅。 本来なら、お酒を飲んだら、あまり読書したくないんです。 頭の回転も鈍くなっているし、読んだ部分を、よく覚えてなかったりするので、結局、改めて同じ箇所を読み直すことになることも多いです。 なので、昨日も、寝ようとした

自分のために使う「朝活」の時間

こんにちは。 引き続き「朝活」を、やっております。 今朝は、5時40分に起きました。 そこから、瞑想したり、ストレッチしたり、気持ちを上げるメルマガを読んだり。 朝食のヨーグルトを準備したら、7時15分にオットが出勤します。 まあ、ここまでは、今までやっていたルーティンなのですが、今年に入ってから、始めたのはここからです。 30分の、至福の読書タイム。 これは、私のための、私だけの時間。 先日までは、切手デザイナーさんの本を愛でるように、味わっていました。

切手のデザインは奥深い

こんにちは。 本日は、素敵な本をご紹介。 「切手デザイナーの仕事 〜日本郵便 切手・葉書室より」 間部香代(まべかよ)・著 グラフィック社 (2022/10/11) 日本の郵便切手が、8人のデザイナーさんによって、作られていると聞いたら、驚きませんか? 彼らは、「切手デザイナー」という、日本郵便の社員なのだそう。 私は、実は切手が大好きで、幼い頃は、記念切手をコレクションしていました。 社会人になってからも、旅先で郵便局に寄っては、その土地の、記念切手シートを思い

本を何で読むか?〜紙、電子書籍、オーディオブック

こんにちは。 Kindleで、期間限定セールをしていると、ついつい、チェックをして、結構な時間を費やしてしまいます。 セール時にお得だからと、一気に買ってしまうと、今度は、読むのに追われて、結局、ヤンチャな読み方になりがちです。 なので、本当に読もうと思っていたものが、セールになっていないか、じっくりと探すのですが、これが、なかなか時間がかかります。 もう、その時間、読書した方が良くない?っていうくらい、本末転倒。 私は、基本、Kindleで読むのは、ビジネス書や自

乱読は楽しい

こんにちは。 本日も、図書館へ行って、本を返して、借りてきました。 私は、完全な乱読派で、常に、10冊くらいを並読しています。 一度に、5冊ほど、手元に持ってきて、20分くらいずつ、廻し読みするのが、お気に入り。 選ぶのは、ちょっと読みにくい硬い内容のものから、ふわっふわのエッセイまで、緩急つけながら楽しみます。 ジャンルは全て違う方が良くて、テーマが似ていると、混ざってしまうことがあるので、そこは注意が必要。 なので、自己啓発本を3冊同時読みとかは、やりません。

急がない読書

こんにちは。 昨日は、無駄に読みたい本をかき集めて、アワアワしている現状を書きましたが、解決策としては、もう一旦、落ち着け! これしかないです。 で、落ち着き方も考えましたが、やはり、書くのが良いようです。 要点をまとめながらの読書は、時間がかかって、サクサクとは進まないですが、それはもう観念して、あえて、途中で本を閉じて、今読んだ部分を振り返ってみます。 こうして、考えながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ読み進めると、多少は、気持ちが落ち着いて、充実度が高まるような気

外で、大型本を読みたいときは

こんにちは。 今日は、ちょっとしたライフハックです。 みなさん、外出時に読みたい本が、かさばる時って、どうしてますか? 無理矢理、持って行きますか? それとも諦めちゃう? 私は、スマホで写真に撮っちゃいます。 紙の本をデジタル化する方法は、いくつかありますが、その日に読む分だけ、写真に撮るのは、至極、手っ取り早くて簡単です。 私は、この技で、400頁を超える長編小説を、ほとんど通勤時間のみで、読み切ったこともあるし、資格のテキストを、地味に1章づつ、データ化して、