噛めない本
こんにちは。
3時を過ぎると、もう西日を感じるようになりました。
季節との相関は不明ですが、定期的に、硬い本が読みたくなる時期があります。
単純に、柔らかいパンばかり食べていたら、ちょっと噛みごたえのある、ハードパンを食べたくなるくらいの感覚です。
そういった時、本当は、ゴリッゴリの哲学書なんかを読みたいのです。
うふふ、憧れのヴィトゲンシュタインなんかに、うっかり手を出してみたり、ベルクソンの「時間と自由」なんて、読めたらカッコイイなとか、思うわけです。
でも、もちろん、全く歯が立たないことは、わかっていて、もう初めのページから、消化できないことを実感するわけです。
こういった思想的な書を読める人は、やっぱり若い頃から読んでいるものなのかな。
なんとなく、年を取れば、読めるようになるのでは、と考えていたのですが、もう集中力が落ちてしまい、難解なものに取り組むタフさみたいなのが、衰えてしまっている気がします。
読書は、そこそこ時間をかけてきたものの、振り返ってみると、お気楽な読書ばっかり。
そこが気になると、ちょっと心痛くもなるのです。
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