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自分をコントロールするための呼吸法

人は、気分に左右されやすい生き物です。

自分が置かれた状況や周囲の環境、体調や世の中の情勢など、様々な要因によって気分は変化します。

気分の揺れや浮き沈みは誰にでもあるが、気分に左右されない、常に安定したフラットな状態を保つことが大切です。

その方法こそが、深く、安定した呼吸になります。

呼吸を整えることにより、嫌なことがあっても、動揺したり塞ぎ込んだりせず、腹が立っても我を忘れたりせず、調子が良くても慢心することはありません。

気分にとらわれそうになったときでも、呼吸を整えれば平常心を取り戻すことができます。

そのため、深く、ゆったりとした呼吸を習慣にすることが重要です。

最近、気分に左右されない平常心を感じさせてくれるのが、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手です。

長引くコロナ禍のなか、大谷選手の投打の二刀流での活躍により、勇気や希望、興奮や感動をもらった人も多いでしょう。

大谷選手のプレーを見ていると、マウンドでもバッターボックスでも呼吸が乱れず、安定しているように思えます。

打者としてなら、ホームランを連発している絶好調時も、打撃の調子がイマイチのときも、投手としてなら、完璧に抑えているときも、ピンチを背負っているときも、どんな状況に置かれても、常に普通の呼吸を維持しています。

また、将棋の藤井聡太四段も、呼吸を整えることで集中力を高め、圧倒的な強さを発揮しています。

将棋は、常に相手の指し手を読み、自分の手を決める非常に複雑な思考作業が必要となります。

そんな複雑な思考作業を行うためには、高い集中力が求められます。

しかし、緊張した状況や長時間の対局によって、集中力が切れてしまうことがあります。

そんなときに、藤井聡太四段は深く、ゆったりとした呼吸を行い、自分の状態を整えることで、集中力を高めることに成功しています。

このように、大谷翔平選手や藤井聡太四段のようなトップアスリートたちは、常に自分の状態をコントロールするために呼吸を大切にしています。

そして、呼吸を整えることで、自分の状態を安定させ、集中力を高め、最高のパフォーマンスを発揮することができるのです。

私たちも、トップアスリートたちと同じように、呼吸を整えることで自分の状態をコントロールし、気分に左右されないフラットな状態でいることができるようになりましょう。

深く、ゆったりとした呼吸を習慣にすることで、常に平常心を保ち、最高のパフォーマンスを発揮することができるのです。

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