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【大注目!!】農業ドローンとは

① 本日の1冊

本日の1冊は

農業ドローンで稼ぐ! 
脱サラして一夏で500万円稼ぐ男性の秘密とは!?

ページ数:61ページ

読了時間:約30分


② 本書の概要

本書は熊本県在住の農業ドローンオペレーターである佐藤さんの話である。

驚くことに、農業ドローンでの1日の稼ぎが多い日に50万円にもなるという、今大注目の農業ドローンの実態を密着取材して書かれた本書では、その仕事内容・未来の可能性についてざっくり学べるものとなっています。

実際に読んでみると、国内での農業ドローンの開拓余地を感じるとともに、テクノロジーの発達を感じることができます。

ドローンと聞くと、空撮のイメージが強いが、商業ドローンが注目されつつある今、農業大国の日本では、少子高齢化を解決する手段の1つとして農業ドローンが既に大きな効果を発揮している。

最近では、都会の若者も田舎へ行き、テクノロジーを駆使した新たな事業も増えつつある。

Kindle Unlimitedで読むことができるので、老若男女問わず、興味のある人はぜひ読んでみてほしい。


③ 農業ドローンの仕事内容とは

本書で登場する農業ドローンとは、「農薬の空中散布」である。

従来の農薬散布方法は、人が農薬の入った重いタンクを背負い、直接田んぼの中を歩き、散布していた。

100メートル・100メートルの1ヘクタールの農薬散布を従来の方法で行うと、大体3時間かかるというが、農業ドローンを活用すると、約10分で完了するという。

メリットは速さだけではなく、安全性にもあるという。

中でも、熱中症で倒れてしまったり、タンクの重みで転倒したりなど、特に高齢者にとってはかなりの重労働だ。

そんな危険な農業をドローンに置き換えることは健康被害を防止することができるという点で、効果が大きい。


④ ヘリコプターではなく、なぜドローンなのか

お金持ちや広大な敷地を持つ農家はヘリコプターをレンタルし、農薬散布を行う人もいるそうだ。

しかし、このヘリコプターを使った農薬散布よりもドローンを活用した方がいいメリットはいくつかある。

1つ目は、価格である。

ヘリコプターとなると、約1200万円かかるところ、農業ドローンの相場は1機約110万円で購入することができる。

2つ目は、柔軟性である。

ヘリコプターでは大型機械で運用されるため、大人数の作業員が必要であり、業者の決まったスケジュールで行うに限られる。
一方、農業ドローンでは、小回りが利くため、散布したい日にピンポイントで作業することができ、農家にとっても有難い。


⑤ どんな人が農業ドローンパイロットになれるのか

実は、農業ドローンに免許は今のところ存在しない。

ドローンを飛ばす上で、農薬という危険物輸送と、散布するという行為の物件投下が航空法の対象になるので、これの国の許可申請をすればよい。

本書でお奨めされているのは、民間資格であるオペレーターライセンスを取得すれば、国の許可も簡単になるという。


⑥ 今後の農業ドローンは

今後注目を集めるのが、野菜の農薬散布だという。

何でも野菜の栽培には大量の農薬を必要とし、なおかつ野菜1つ1つの単価が高いので、非常に儲かるジャンルだという。

また、林業などでは松の木や杉の木に防虫剤を散布するニーズもあるという。

中国ではすでに、街中をドローンで消毒して回るなど、農業以外での活用も進んでいる。

今後の農業ドローンの可能性に期待し続けていきたい。


⑦ 最後に

記事を読んでいただき、ありがとうございます。

現在アウトプットをするために、noteを書いております。

皆さんに本を読む素晴らしさを少しでも伝えられたら嬉しいです。

次回の投稿もよろしくお願いします。

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