読んだメモ: See the Top Scrum Master Skills: Specialty Report
こんにちはこんばんは。スクラムマスターの いのもえ です。
先日、 Scrum Alliance 社が発表している以下のレポートを読みました。スクラムマスターのスキルについてまとまっていて、非常に面白かったです。
今回はサマリや気付きをメモしておこうと思います。
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内容のサマリ
取り扱ってる内容
調査をもとに明らかになった以下の内容を取り扱っていました。内容は日本に特化しているわけではない点には注意が必要です。
スクラムマスターを実践するなかで重要なスキル
最重要なのは「適応力」
ファンクショナルスキルでは: エンジニアリングのような「技術スキル」と「ファシリテーションスキル」
ヒューマンスキルでは: 「コミュニケーションスキル」と「適応力」「影響力」
採用について。応募は多いがギャップが大きかったりしてなかなか採用に至りづらい
「スクラムマスター」という役割の定義。別の名前で同様の役割を担っていることがあるが、「別の名前」には何があるのか
世界的なトレンド（スクラムマスターの重要性が増している国や事業）
個人的にポイントだと思ったこと
スクラムマスターの持つべきスキルが具体的に記載されている。抽象的な表現が多く見かけますが、こちらのレポートでは人物像が少しクリアに持てました。
別名・同様な役割のリストを見ていると「スクラムをやっていなくてもスクラムマスターのような役割は必要である」ということがよくわかる。キャリアパスの参考にもなりそう（キャリアパスの章自体もあります）
各国で求めているスクラムマスターの性質が読んでて面白い。今後書籍を読む時にかなり参考になりそう。
私見
持つべきスキルが明らかになったのは大きいと思います
スクラムマスターを採用するときの絞り込みに有用そう
自分を伸ばす方向性も見つけやすそう
キャリアパス、同じような役割の別名といった情報はスクラムマスターのキャリアプラン作成やスクラムマスター自体の人事評価に非常に有用そう
〆
日本国内のスクラムマスターに関する調査は年収に特化したものがありますが、スキルに特化したものは初めて読みました。こうして客観視できるのはありがたいですね。
日本版のものがあったら読んでみたいです。
スクラムマスターの年収調査が気になる方はこちらからご覧になれます！
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