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明日は子ども食堂です

明日は子ども食堂です。

去年の7月よりスタートしているので、彼これ1年半くらい。子ども食堂をするきっかけは、今から十数年前。私は児童養護施設を退職し、地域で児童虐待防止をしようと「みやざきママパパhappy」を立ち上げたときに、児童相談所の方で児童虐待防止の会を運営している方達と勉強会をしていたのですが、そのときに「朝ごはんを食べれない子がいる」という話題になり、ある地域では朝ごはんを食べさせて登校してもらう支援があるというお話を聞いていたのです。
宮崎県でも多いのがネグレクト(育児放棄)。そして、私自身もこの話に感銘を受けいつか活動としてやれたらいいなあと思いながら10年間を過ごしました。

そして、その後色々なご縁が繋がり、今に至ります。子ども食堂はルールがない分可能性を秘めた支援だと思っています。

私のところの子ども食堂は地域の方がボランティアで料理に入ってくれます。子ども達は朝はお菓子作り。それから地域の方が作ったランチを食べて、後は自由解散。

お菓子作りを通して、地域の方とコミュニケーションが取れるのがとてもいいなあと思っています。特に60歳以降の方たちはお菓子作りを習っている方が多く、作り方も市ってらっしゃる方が多いので、子ども達に教えるのがお上手だったりするんですね。

さて、私自身はお菓子作りが大好きな小学生だったのですが、本に出てくるレシピの中には、高くて買えない器具があったりして、お菓子作りを諦めた記憶があります。そういった色々な夢を形にしたくて、午前中はお菓子作りをするというのを続けています。

マカロン、カップケーキ、フルーツゼリー、パンetc・・・。

子ども達が作ってみたいと言うものは基本的になんでも作ります。たまにレシピが難しく失敗しそうになりますが、出来上がったときに子ども達の歓声にうれしくなります。

みやこやの場合、あくまで地域密着、コミュニティの場として運営しているため、子ども達は多くても15名くらいにしています。運営規模を小さくしておくことで、無理ない範囲で続ける事ができるからです。生活困窮、児童虐待の可能性のある子達はまだいないけれど、「みやこやがある」という存在があるだけでも、安心してもらえる場になるといいなあと思います。

何よりも、この子ども食堂はやっている自分が楽しい!子ども達のお題で作るので、毎回新しいレシピにチャレンジできるし。そして、子ども達の興奮した顔を見るのがとても楽しいです。チラシなどの広報はしていないのですが、口コミなどでジワ~っと増え、長い子はもう最初からずっと通ってきてます。

全国色々な子ども食堂がありますが、もっともっと多様化した子ども食堂があっていいと思っているし、最終的には子ども達が幸せになるのであれば、手法や内容にはこだわらなくて良いんじゃないかと思ったのです。

さて、子ども食堂と地域密着型デイ、そして宅配弁当について、東京へ事例報告をさせていただきます。

興味ある方は是非お越し下さいね!

詳細はまた後日UPします。

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