死ぬまで生きなきゃいけないからさ
副業ながら、またも売文稼業に舞い戻った。パワハラ社長にメンタルをブレイクされてから早3年。病院通いも過去のものとなった。副業とて外で働くほうが確実に割り良く稼げるけども、体調を慮るとそうもいかず、結局在宅で稼ぐにはわたしは文章を書くしかないわけだった。
コレくらい出来なくて将来職業作家になったときに本業続けながら時間捻出するなんて無理だろう、と捌けた気持ちになっている。なにもかも、慣れだ。確定申告も、わたしは本業のおかげで税金関係と書類仕事に強いから、慣れてしまえば余裕だろう。それに、不思議なもので他所ごとで忙しいほうが小説書きも進むのだった。面倒くさい気持ちもあるけども、まあやっぱり自分の根底にはなんだかんだ「書きたい」がのさばってるんだよな、と思う。
小説に関しては書かねばという義務感もあるし、ぜんぜん楽しくないときも多いのだけども、やっぱりこう、面白い漫画とか小説とかお芝居とかに触れたあとに、わたしもやらねば!という感情が湧き上がってきて、どうにもそれは抑えられないわけなんですよ。焦りとか悔しさとかではなく、わたしもやらないと!って目が爛々とする。それが消えない限り、わたしは書くことをやめないだろうと思う。
才能もないのに書きたい気持ちだけあって、まさに承認欲求の化け物だ。容姿を褒められたいという方向性の承認欲求はないけども、創作物を褒められたいし対価もいただきたいというたぐいの承認欲求はふんだんに持ち合わせている。
pixivで続きを楽しみにしている作品がある。
溺英恵さんの『売れっ子漫画家×うつ病漫画家』シリーズである。
このシリーズは、折に触れて読み返している。
創作をやめられないということがどういうことか、わたしが自分で考えるのとは違うやりかたで教えてもらえるから。
わたしは人の親となり、もう自分の意思では死ねなくなってしまったので、命が尽きるまでは、家の外と中とでお金を稼いで生きていく。わたしの持てる力を全て使って、そうしていく。
(今日のBGM)
GEMN『ファタール - fatal』
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