騙るまじ腐るまじ 追い続けていたい貴様をずっと
わがいとしの東京事変が紅白で披露する『緑酒』がいまからたのしみでしかたありません。多幸感しかないんだよなあの曲。めでたすぎる。MVも笑っちゃうくらい最高だし。
そういや、わたしは小4のころから林檎さんにほれているのでかれこれ18年くらい追いかけ続けてるオタクなんですが、いまだに林檎さんの地毛の髪型がどれなのかさっぱり見抜けません。あの方、ほんとにちょっとみないうちに髪色が変わったり髪型が変わったり長さが変わったりするので、いつも「???」となる。たぶん、たぶんですよ、黒髪でマッシュっぽいショートヘアが地毛なんだろーなーと思ってるんですけど……自信はない。変幻自在という四字熟語を体現している女性です。自分の軸は持ちながらも停滞しないところが好き。
さて、いま書いてる小説の話をば致します。学園ものを書いてるんですが、4月から順に書いていって、いまは7月。このクソ寒いのに夏の海水浴場の話を書いています。だいたい海水浴なんて人生で一回しか行ったことないので、ほぼ妄想のみでお届けしてます。それでも主要メンバー4人の性格がはっきりしてるので、けっこう好きに動いてくれてて書くのはらくです。一人死ぬほど頭のいい変人がいて、そいつが知識系のことしゃべるときはファクトチェックがたいへんですが、それも一興。わたしQuizKnock大好きなので、死ぬほど頭がいい人の観点やズレっぷりを書くときは、いざわくんと河村さんとこうちゃんをごちゃ混ぜでイメージしてます。しょせんわたしの知識量や発想といったものは凡人の域を出ないので、自分より賢い人間を書くときは自分より賢い人をイメージして動かしてる。この人ならここでどうするかなみたいな。やぶれかぶれなんだけど。
いつもは行き当たりばったりで書き出すんだけど、今回は書き始める前に登場人物の背景とか名前の由来とか全体の流れとして何を書くかとか決めて書き出したので、詰まったときに進めやすいです。次はこれね〜みたいな。入学式、体育祭、校外行事、文化祭などなど、学園もので出てくるイベントは一通り押さえてる。そうやって決めた後に、『ベルセルク』の三浦建太郎先生がニコ・ニコルソン先生の『マンガ道場』の中で、「大きいテーマ(例:海賊もの)を決めたら、そこに必ず出てくるもの(例:幻のお宝、海の生物をモチーフにした怪物、強くなる武器とか)をとりあえず描くって決めるの」と言っててるのを読んで、やっぱそうですよね!!!ってなった。材料は一緒でも味付けしだいで変わるじゃないですか。それがそれぞれのお話の個性になるのかなって思うんですよ。がんばろ。
なんのために小説書いてるのかとときどき思うんですけど、いちばん大きいのは、単純だけど書きたいから。あと読んでほしい友達がいるから。最後は、公募の賞に投稿したいから。やっぱりたくさんの人に読まれたいって感情はあるんですよ。書くものって、小説にしろnoteにしろわたしが面白いと思って書いてるものだから、否定されると信じられんくらいへこむけど、でもなんも言われないよりはなんか言われたい。読んだけどつまんねえでもいい。読むのに時間使ってくれたわけだから。小説読むのって漫画読んだり動画見るのより時間かかるし、読んだうえでつまんねえって言われたら、絶対に傷つくけどありがたい気持ちはやっぱ、あります。だからたくさんの人に読まれたくて、応募しちゃう。
ゲームも漫画もアニメもYouTubeも絵を描くのも勉強も読書も楽しいし時間足りんけど、やっぱすっぱり小説書きやめれん。わたしってなんか、楽しいものをただ受け取るだけじゃ満足できないようなんです。楽しかったー!ってなるけど、なんか悔しいというか、わたしもおもしろいもの書きてえー!負けねえー!ってなる。書きたいっていうのはそういうこと。それがいちばん書く理由としてでかい。この悔しいって気持ちがなくなったら書かなくなるかもだけど、まだなくならんので書き続けます。
(タイトル引用)
東京事変「緑酒」
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