見出し画像

「大人」に抱く幻想のせいで、子供も大人も苦しんでいるかもしれないけど、可能性を感じる時間だった。

ミヤケです。

介護や高齢者の分野で活動しています。

最近は、子供や中高生の分野にも片足を突っ込み、この年末からいよいよ”主戦場”の1つになりました。

それもあって、最近は教育系のイベントや交流の場に頻繁に行くようになりました。

高校生インターンシップ

先日、中高生のインターンシップを手がけている団体さんの講演&ワークショップに参加してきました。

スクリーンショット 2019-12-13 9.18.35

「インターンシップ」という言葉が日本に入ってきて20年余り。

今や、大学生の間では共通言語になり、就活の必須条件にもなりつつあります。

そんなインターンシップを「高校生」を対象として支援されている団体が、今回登壇してくださった毛受芳高さんが代表理事を務められる「一般社団法人アスバシ」です。

大学進学率が大幅に増えている昨今、「高校生」にスポットが当たる機会が少ないように感じます。

子供とも大人とも言えない存在から、大学のせいなのか、明確に「子供」としての位置付けがされているように思います。

高校生がインターンシップ!?

そんな驚きもありながら参加しましたが、どうやら高校生のインターンシップには様々な効果があるようです。

高校生自身の成長

僕なりに感じたこと、受け取ったことを書きます。

①意識変容に適した年齢。

15歳、16歳という年齢が適しているとおっしゃっていました。

小学生中学生くらいだと、理解できる範囲に一定の限りがあるし、
大学生くらいになると、保守的に捉えたり、冷めて見たり、言い訳を考えたり、思い切った行動ができません。

多感な時期だからこそ、短期間で意識変容できるのだそうです。

②大人を大人として知る

地域にある会社にインターンシップをすることで、地域の会社や近所の大人、自分の両親について間接的に知ることができます。

家では、「なんだよ」「うるせーな」と言っていても、五感で大人を感じることで、表に出ないまでも両親や周囲の大人について理解や共感を深めることができます。

「大人」の立派さ???

そこで疑問が湧いてきます。

ワークショップはワールドカフェ形式でした。

テーマは3つでしたが、時間の関係で僕は2つしか参加できませんでした。

①インターンシップやるとこでの会社の意義、メリット
②高校生が得られるもの

①についてみんなでワークをやっていた時に、ふと降りてきたことがあります。

”「大人」ってそんなに立派か???”

高校生が学べるものの1つに「主体性」というキーワードが講演会の中でありました。

しかし、大人だってみんなが主体的だとは思えません。

それは、大人が、「子供の上位互換」であるという幻想を持っているに他なりません。

今回のワークで印象的だったのは、

”これって、僕たち大人の方がたくさん学びがあるようにも思うよね”

というグループメンバーの発言でした。

”思考が硬直し、従来通りのやり方が正解だと思い込んでいるし、
若い考えというとどうしても部下になってしまうが、部下からの突き上げがない、あるいは内容に我々自身がしてしまっている。”

なるほど、確かに、高校生のインターンシップというと、大人が子供に何かを教えると想像しがちですが、

それがそもそもの勘違いかもしれません。

本質的なメリットは、

子供から学んで成長する大人を、リアルな形で子供に見てもらう。
互いに成長し合えることができるのではないかと思います。

そんな日常を過ごしています。

年末、もっともっと追い込んで仕事します。

<終わり>


Twitterやってます!


YouTubeチャンネルやってます!
(介護経営、シニア向けスマホレクチャー、純烈など)


シニア・中高年のスマホサポート!


シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。