見出し画像

【シニア向けスマホ教室】に感じる未来と成長!

ミヤケです!

何か挑戦したいって思いますか?
楽しいことしたい!貢献したい!人を喜ばせたい!
僕はそんな思いだけで「シニア向けスマホ教室」をやっています。

今日は少し未来にも目を向けつつ、スマホ教室の持つ可能性や来たるべき未来への向き合い方を考えてみたいと思います。

現状:多くのスマホ教室はただの自動販売機

未来は感じつつも、今全国で行われている多くのスマホ教室の限界も感じています。
というのも、今行われているスマホ教室の多くの特徴は、

・不特定多数から「集客」する
・無料or参加費払い切り
・個人ベースでのスマホ操作レクチャー
・操作方法レクチャー自体がサービスになっている

このようになっているはずです。
つまり、どこからか集客してきたお客さんに対して、商品(サービス:操作を教える)を提供し、対価を受け取り、BtoCとして個人向けにレクチャーしているという構造になっています。
シニア向けスマホ教室といえば耳障りは良いですが、よく考えてみてください。
これって「自動販売機」と同じじゃないですか?
・どこからか集客してきたお客さんに対して:道端、駅のホームなど
・商品(サービス:操作を教える)を提供し:ジュース
・対価を受け取り:小銭、Suicaとか
・BtoCとして個人向けに:買うのは基本個人

スマホ教室って、自動販売機なんです。
だから、ジュースを買った人のアフターケアもしないし、特に大切にしないし、その時間が終わったらハイ終了!となるわけです。
前提として、この設計でも十分なんです。
だって、「操作を教える」ことを目的にしているので。

今、これから:コミュニティとサービスの一体化

ただ、今後のスマホ教室の可能性を考えれば、もったいないというか・・・「このままじゃ終わるだろうなあ〜」と思っています。

ですが、僕はここで、某企業さんのスマホ教室や全国で善意で活動されている方の批判をしたい訳ではありません。
なぜなら、
僕も同じことをしていた。
からです。

無料で開催したり、有料にしたりしながら、一回限りで終わり、次回分はまたLINEとかで集客する。
ただの自動販売機でした。
しかも、「ミヤケさんに教えてもらって嬉しいわ〜」なんて言われるもんだから、余計に問題の本質に気づかないまま開催し続けていました。

では、現在はどうなっているのかをご説明したいと思います。

・完全予約制
・固定メンバーでの開催
・参加者の疑問質問不安をヒアリングしながらカリキュラムを組み立てる
など

以前は「コミュニティ」(狭義)に寄せすぎたあまり、運営が疎かになったり、逆に「サービス」(狭義)に寄せすぎたあまり、無機質で自動販売機的になっていました。

どちらも間違いではなく、どちらも経験したから今の形になっているのですが、要するにコミュニティとサービスのいいとこ取りをしたいと思っています。
コミュニティに寄せすぎると循環しないし継続しないし属人化します。
サービスに寄せすぎるとクオリティの担保や運営や集客ばかりに目が行きます。

二項対立ではなく、どちらも共存できるはずです。

そして、このスタイルは何も今僕がやっている地域コミュニティだけで完結しないはずです。
商業施設・電気屋さん・携帯販売店など、この手法であればいくらでも展開や継続ができます。

未来:スマホ教室が生む循環で境界線を曖昧にできる

そして僕は最終的にシニア向けスマホ教室をどう成長させたいかというと、コンテンツではなく「プラットフォーム」にできると思っています。
といっても、GAFAMのような感じではなく、
スマホ教室に関わる人や企業が緩やかに繋がっている状態になるではないかと思っています。

地域活動に興味ある人だけでなく、「自分なら貢献できるかも」と思える人や「スマホなら私でも使えるけど・・」と思える人まで参加のハードルは下げらます。
参加者の皆さんも納得して楽しんで例えばお金を落としてくれると思います。
世代間の交流や価値の交換が緩やかに行われる場になり、よりオープンでフラットに近づいていきます。

理想ではなく、今まさに僕が実践しながら感じていることを書きました。


<終わり>

画像1


シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。