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1日24時間という事実を疑ってしまう...

病院を退院してからもうすぐ1週間が経とうとしている。

シャバはやっぱり楽しい!
なんでもない日常が全部新鮮に感じてしまう。

昨日だってリハビリがてら、家の周りを散歩しただけで、
なぜか嬉し涙が出てきたくらいだ。

自由ってそういうことなのか。
誰にも、何にも縛られない世界で生きるとはこんなに素晴らしいことなのか。

ここまでは「自分は最強にハッピー野郎だ!」と思ってしまうくらい。

と同時に、1日がとんでもなく早く感じてしまう。

僕は2023年現在28歳(今年29歳)になるが、このままでは
一瞬で貴重な20代の時間が過ぎ去ってしまうという恐怖すら今覚えている。

じゃあ僕は何をすべきなのか。。

「お前は一度死んでいる」

以下の記事でも書いたように、僕は第二の人生を歩んでいる。

言葉悪いが、自分は一回死んだようなもの。

白血病という病気から奇跡的に生還して、またこの世に戻ってきた人間に過ぎないと自分で思い込んでいる。

死んだからこそわかる苦しみや悲しみが、今こうして何気ない日常生活を幸せそうに感じているに過ぎない。

他の人にとってはなんでもないのだ。

そんな生還した僕は何をすべきか。

答えは簡単。
自分の心の声に従って行動するしかない。
もちろんルールを守って。

職を失ってまで、恋人を失ってまで、20代の時間を失ってまで、
僕はここまで来た。

やるべきことをきちんとしつつ、まずは自分のやりたいことに専念して
20代を過ごして行こうと思う。
じゃないとなんのために犠牲にしてきたのかわからない。

もし、あなたが我慢しながら何かをしているのであれば一度立ち止まって考えて欲しい。

自分の寿命を削ってまで自分はこれをすべきなのか。

人生って簡単に変えられると僕は思う。
ただ、変えようと思う自分になるのが一番難しい。

人間は変化を恐れるからだ。

幸か不幸か、僕は病気によって人生を変えさせられた。
もしかしたら神様が「お前はこのまま生き続けてはならない。変えろ」
といって、10万人に1人の病気を患わせたのかもしれない。

僕の使命の一つ、それは病気の前後で生き方を変えることだ。

でも僕はわからない。
自分は何がしたいのだろうか。。。

わからないけど、こうしてnoteを書いて今の感情を書き留めている。

生まれた瞬間終わりは決まっている

人は生まれた瞬間、もう終わりに向かって始まっている。
ただ、その終わりがいつなのかはわからない。

80年後かもしれない。
100年後かもしれない。
もしかしたら、30年後かもしれない。

でも僕らは錯覚してしまっている。

「人生の終わりなんてまだまだ先。なんならあるわけない」
なんて思ってしまっている。

僕は白血病を宣告された瞬間、人生の終わりを一気に意識した。
多分、そう永くはないと。

この気持ちは仮に何年経っても(生きても)変わらないだろう。

人生の終わりを意識しながら生きるということは
これほどまでにも怖いということを知ってしまった。

1日だって24時間じゃないなんて思ってしまっている。
だって、6〜8時間何もせず寝ているじゃないか。
歯磨き、食事、お風呂、家事などなどやらなきゃいけないことだってたくさんある。

全て差し引いたら自分の時間って1日2、3時間もないのではないか。

やりたいことを絞って行動しよう。
自分の心の声に従って行動しよう。

今、シャバにいる僕のモットーになりそうだ!

あとがき

どうにか、火曜日の本日にこのnoteを書くことができた。

会社員を辞めてから曜日感覚がなくなってしまっている。
なので、火曜日と金曜日に可能な限り更新したいと思っている。

シャバはあまりにも刺激が多い。
何をネタにnoteを書けば良いのか、メモに残さないといいネタを忘れてしまうくらい。

何を意識しながら生きるかで、見えてくるものが全く違う。
その感覚を是非あなたにも味わって欲しいと思っている。

参考


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