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現代人の眼の悩み、腸内環境で改善できるかも?

ここ最近、老眼の症状を改善する目薬が米国食品医薬品局(FDA)に承認されたということで、話題になっていますね。承認されたのは2021年10月のことですが、日本人でアメリカ在住のYouTuberさんやインフルエンサーさんが、この目薬を使ってみた!という投稿をしているのを目にします。

老眼は早い人だと30代でなってしまうリスクもあるので、若い世代もあまり他人事ではありません。最近では眼精疲労に悩まされる人も多く、目に関するトラブルはとても身近なものではないでしょうか。

今日は、そんな目に関するお話です。実は最近、「腸内環境が視力と関係があるかも?」という話があります。

腸内環境と腸脳相関

私達の腸内には、約3万種類、100〜1,000兆個の細菌が生息し、その重量は1.5kg〜2kgになると言われています。常在細菌である腸内細菌は、日々の生活習慣、食事などで日和見菌が悪玉・善玉どちらかに偏り、腸内環境のバランスを変化させているのです。

そして、脳と腸は双方向的に情報伝達を行って、相互に作用を及ぼしあう関係にあると言われています。この関係が「脳腸相関」です。

このあたりは、他のnoteでもいろいろと話題にしてきました。脳腸相関の最たるものが、ストレスや緊張を覚えると、お腹が痛くなるというものですい。腸内環境が悪化すると、うつ病に近い症状も発生すると考えられています。

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