スーパーフィシャル・バック・アームライン(走行、作用、トレーニング、ストレッチ)
スーパーフィッシャル・バック・アームライン(Superficial Back Arm Line、SBAL)は脊柱から腕の背面に続く浅層ラインです。
走行
スーパーフィシャル・バック・アームラインにおいて、僧帽筋および三角筋は次のように繋がります。
・僧帽筋上部線維:鎖骨の外側1/3を挟み三角筋前面へ
・僧帽筋中部線維:肩峰を通り三角筋中部へ
・僧帽筋下部線維:肩甲棘内側縁を通り三角筋後面へ
三角筋粗面では、同ラインは上腕筋の深層を走り、外側筋間中隔の線維と融合。前腕の後面を走行し、手根伸展筋群で停止します。伸筋・屈筋を分ける筋間中隔は、上腕骨の外側上顆下部の中隔付着部まで下行します。
そのまま、ラインは総指伸筋腱に続き、背面にある多くの縦走筋を経由。橈骨・尺骨・骨間膜複合体まで走り、伸筋支帯の深層から手根骨と手指に達します。
総指伸筋腱は、上腕の筋間中隔と直接的に筋膜接続し、さらに一続きの筋膜葉または筋膜片の配置を示し、上腕骨外側上顆から離れます。
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