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アナトミートレイン(概念および経絡・SENとの関係)

筋膜連結=アナトミートレインの概念は、1930年代から存在します。1990年代に販売された解剖学を学ぶためのゲームや、トマス・マイヤー氏が2009年に著した『Anatomy Trains』により、現在の知名度を獲得するに至りました。

身体操作には、安定性・運動性が必要であり、この両者のバランスが不可欠です。しかし筋膜や神経の拘縮で運動性が低下した場合、局所に構造的な歪みが起こります。

反対に、本来固定されるべき部位が緩み過ぎると安定性が損なわれ、過剰な運動性によって生じる摩擦が、筋・筋膜に負担を掛けます。これらが原因で炎症や後遺症を生むことも珍しくありません。

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