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はちみつ
はちみつは、聖書や仏典にも登場していて、人間とはちみつのつき合いは、紀元前の昔からだったことがわかる。
それに、はちみつの保健効果についても、早くから知られていたようだ。
いま、安心して利用できる甘味食品は、はちみつと黒砂糖の2つだけである。
後はすべて失格。
特に白砂糖はいけない。
腸の機能を失墜させて、血液をうんと汚すからだ。
チクロショック以来、商品に「全糖」と表示することが流行になった。
たしかにチクロは発がん性が認められたが実質的には白砂糖も五十歩百歩だ。
白砂糖を多食している人は、例外なく体が弱いし、発ガンしやすい。
また、いわゆるダイエット甘味料は、ほとんど化学物質というべきシロモノだから、論外である。
ただし、はちみつも本物でなければ、あまり薬効は期待できない。
すなわち、水あめとか、ハチに砂糖水を吸わせて作ったいんちき蜂蜜とかの混ぜ物が、一切加えられていないものだ。
本物のはちみつは、独特のクセのあるにおいをもっている。
はちみつの主体は、花の蜜がハチの唾液で分解された果糖とブドウ糖。
これが75%を占めているから、蜂蜜の甘味はさわやかで、風味もよい。
それに水に溶けやすくて、消化吸収が早いから、疲労回復に即効性を表す。
吸収が早くても、血糖値を急上昇させるという白砂糖のような害作用がないのは、はちみつにはミネラルやビタミン
などの各種の有効成分が共存しているためだ。
特に安定した活性度の高いビタミンCが含まれるため、あらゆる糖分のうちで腎臓が最も楽に処理できる糖になっている。
はちみつは糖分のほかに、粗蛋白、各種酵素も含まれ、ビタミン類は微量ながらもすべてがそろっている。
中でも老化防止に役立つパントテン酸、フケ・ニキビを治すB6、脂肪肝を防ぐコリンが多いのが特徴。
ミネラルも豊富で、鉄、銅、マンガン、珪酸、カルシウム、マグネシウムなどがある。
このためヘモグロビンの生成や、増血を促すから貧血やそれに伴うめまい、息切れを防止する。
整腸作用もあり、便を和らげて便通をよくする。
子供に与えても白砂糖のように歯や骨を弱くする心配はなく、寝る前に茶さじ1~2杯与えると、寝小便が防げる。
同じ方法で、老人の不眠や頭痛も治る。
はちみつには、有機酸も含まれるから酸性反応も示すけれど体内で代謝されるとアルカリ性になる。
加えて性ホルモン的効果もあり、肌をなめらかにする。
ただ、なるべく控えめに摂ることが重要。
いかに自然のものでも、甘味成分は組織をゆるめ機能を緩慢にする性質をもっているからだ。
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■ はちみつ入り玄米クリーム
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材料(7人分)
・玄米ご飯・・・150g ・ミネラル水・・・4カップ ・はちみつ・・・大さじ3
・レモンのしぼり汁・・・少々 ・自然塩・・・1つまみ
作り方
?玄米ご飯とミネラル水を、ミキサーにかけ、とろりとするまでかき混ぜます。
?鍋に?を移し、中火で煮込み、火を止めてから、はちみつ、レモン汁、塩を加えて混ぜます。
暑い季節には、冷たくして召し上がってください。
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■ はちみつようかん
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材料(8人分)
・寒天・・・1本 ミネラル水・・・1と1/4カップ ・はちみつ・・・大さじ3
・梅酢・・・大さじ? ・梅干・・・少々
作り方
?寒天を水洗いし、小さく千切って分量の水に30分つけておきます。
?、?を弱火にかけ、ゆっくり煮溶かし、火を止めてからはちみつ、梅酢を加えて混ぜ、
ぬらした流し箱に、裏ごしして注ぎ込みます。
?固まりかけに梅干しを小さくちぎって乗せて冷やして固めます。
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