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アートレシピ#1:観て描くお菓子

心療内科でアートセラピーを担当しています。
月に一回は臨床美術士として行う、通常のセッション以外に毎週、小さいなアートセラピーを提供。

なんだかんだ毎週ほぼオリジナル!
200回近くやっているので…150個以上のプログラムが溜まってます。
アートって言っても何したらいいのかな?という方の、お役に立てば嬉しいです。
(後日、有料ノート化の予定です。)


今日のレシピ「観て描くお菓子」

普段、何気なしに見ているものの細部を描きます。
小さいサイズに描くことで負荷もなく、集中しやすいです。
最後のおやつタイムも含めて、5感をまんべんなく使うレシピです。


用意するもの

・お菓子(焼き菓子など、小さめなもの)
・虫メガネ、ルーペ
・オイルパステル、クレヨンなど
・画用紙小さなサイズ(5〜6センチ角くらい、2枚程度)
・ベビーパウダー
・(あれば)仕立て用の厚紙、のり
・(あれば)包装紙やカラフル系のマスキングテープ


ステップ

1、お皿などにお菓子を置いて、虫メガネなどでよーく観察。
  触って感触、香りも楽しんで。

2、オイルパステル等で、特徴的と感じた部分をアップで描く。

3、ベビーパウダーをまぶし広げて、磨く(艶が出て、サラッとします)。

4、台紙にのりで貼ります。余っている絵葉書に貼ってもいいね!
  包装紙やマステを配置すると、ギフト感が出ます。

5、描いた作品を愛でつつ、お茶を淹れてご褒美タイム!
  モデルのお菓子を召し上がれ!


こんなところを楽しんでみてね!

普段、何気なしに見ているものの細部って面白い✨
お菓子は特に、粉物、シロップもの、焼き物…と素材と調理法による違いが新鮮。
表面や断面、部分の面白さをアップで表現してみましょう!

また、静かに集中する時間は「描くマインドフルネス」です。
今ここの「心地よい、楽しい」の蓄積が、何より未来を創造する、
最強のメンタルハックなのです!

イメージ画像はこちら

この日は個包装されたお菓子を使ってます。
ここのクリニックにはお茶とお菓子コーナーがあるのです✨

右:チョコがタラっとかかったビスケット。
左:チーズおかきのチーズとおかきの境目。
右:荒めショートニングなチョコがけクッキー断面。
左:うーん、これはなんだったかな?


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