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話題沸騰TSMC!熊本菊陽町に迫る!【半導体】【バブル】【経済】

熊本県菊陽町。

熊本県にある小さな町。市ですらない。そんな町に以上事態発生。

地価がすごい勢いで増えてる。なんと20%〜30%。原因はTSMC。連日ニュースで知ってる方も多いはず。
今回はTSMCはそもそもなんなのか、なぜ菊陽町を選んだのか、そしてこの影響はどこまで広がるのか、解説します。

TSMCとは?

tsmc(台湾積体電路製造)のロゴ

TSMCとは台湾に本拠地を置く大手半導体会社。半導体はありとあらゆる電子製品に使用されるため需要が高い。しかも今は世界で半導体が不足しているので半導体がすごくアツい。そう半導体バブルなのだ。
そんな中。TSMCは半導体のトップシェアを維持。

2020年のだけど勘弁して😥

なんと47%!
そんな企業が日本の田舎に工場を置く。地価が上がらないわけがないです。

なぜ菊陽町を選んだ?

①水
半導体は繊細なので、綺麗な水での洗浄が必要。熊本は蛇口を捻ったらミネラルウォーターが出るほど水が綺麗なので、半導体作りに最適!
②政府の補助金
政府は熊本のTSMC に一兆規模の補助金を出しました。そりゃ工場出しますわ。

今後の影響

まず菊陽町が今大開発中です。マンションや、台湾等の人のためのホテルなどの建設ラッシュがすごいです。

熊本県の最低賃金は898円ですが、菊陽町周辺では、その倍近くの給料が払われています。菊陽町ははっきりいって田舎なので畑ばかり。それの地価が爆上がりしてその畑を売却する人が続出し、結果バンバン開発が進んでいるのです。
菊陽町以外の周辺地域も地下が上昇し、地域発展が期待されます。

熊本の大学のランクまで上がるんじゃないかと言われていて、その影響力は計り知れません。

さらにTSMC は第二、第三工場の建設も検討していて、それに対して政府は補助金を出す予定。さらにさらに、日本企業や有名企業が熊本に工場を出すと発表。さらなる発展が期待できます。

熊本以外の影響は?

日本の半導体自給率があがります!そうなるとメリットだらけ!国内で半導体を利用した製品を作りやすくなります!半導体は軍事兵器にも使えるので国の安全にも良い影響が!

じゃあ悪い影響は?

もちろん懸念される点はあります。一つ目は最初に挙げた水ですが、地下水を使い過ぎて悪影響が出るのでは?と懸念されています!
またあまりにも急激な発展なためインフラ整備が間に合わないことや、交通圧迫、土地不足。地域産業(農業や地元中小企業)が大企業進出で大打撃を受けるなど良い影響ばかりとは言えません。

まとめ

今回の話は地方活性化などのヒントになりそうだと感じました。バブルで明るい希望が見えてきましたが、公害(水不足)問題もあります。日本は高度経済成長で急激に成長しましたが、同時に公害が社会問題になった時期があります。今のこの急成長も似たような状況だと私は思います。
環境アセスメント等で環境を守る施策をす、熊本の誇りである天然地下水を守ることもまた大事だと思いました。

台湾情勢はこちら👇

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