『言いたいことを言う』の前提 21.10.25

対話する力において、日本は特に価値観をグローバル目線から見直さないといけないかもしれない。
「言わなくても分かる」文化と
「言わないと分からない」文化

日本は前者だけど、世界のほとんどは後者なんじゃないかな。

日本人がアメリカ育ちの人と会話すると、「会話が成り立たない」とよく言われる。
それは、違う意見を言うとすぐ“カッとなってしまう”からだそうです。
もともと同調することが良しとされているので、自分が否定されている気がしてしまうんですね。

『みんな同じ』という前提を
『みんな違う』という前提に変える。

これはキャリア教育でも、最も大切な位置づけだと思います。
本当の自己理解をするには、他者・人間を知らないといけないから。
人との違いを知らないと、自分を知ることはできないから。
違いを受け入れない限り、本当の多様性は生まれないから。

『人は違う』ということをみんなが多少なりとも理解すれば、今よりも格段に自分の意見は言いやすくなるはず。
だけどまるで隠されているかのように、個性に対する勉強は教育の中で皆無です。


『言いたいことを言う』
これは日本人の美徳を損なうことにもなるのかな〜と心配もしつつ、だけどそのせいで辛い思いをしている人もいるんだよな〜とも思う。

会社の中でも、“我慢して自分の意見を抑え込む”場面をたくさん見てきました。
そこは我慢すべきでない、自分に湧き起こった感情を、そうなった理由も含めて解説し、相手に気付きを与えた方がいい場面でも。

そしてせっかく言う時が来ても、論理的に言えない。感情的になってしまうんです。
受け取る方も感情的になるから、余計に収集がつかない。

言いたいことを言うというのは、自分の意見を押し通すことではなく、全体が最適解を導き出せるように投げかけること。

前提に『人間地図』を持つことが重要だと思う。


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