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リクルートで働いてみて思うこと

こんにちは。STANDの宮原和也です。

本日は、サラリーマン時代に4年間ほどお世話になったリクルートに
ついて2回に分けて書いていこうと思います。

1つ目が、「人材輩出企業」と呼ばれるほど、出身者がさまざまな業界で活躍するリクルート。なぜ、リクルートでは、業界を越えて活躍するような優秀な人材が次々と育つのか?

2つ目が、営業会社から事業会社にシフトチェンジしていったリクルートが、数々の事業を生み出し、スケールしていった理由とは?

まずは、優秀な人材が次々と育つのか?について記載したいと思いますが、
かくいう自分自身は、中途入社した身ですが、入社して半年は仕事の出来なさに悪戦苦闘していましたが、やり続ける中で成長し、達成する習慣ができました。
その中で、3つ成果を創る上で学びだったことを共有させていただきます。

やりきる力を身につけらる環境

リクルートの凄さは目標達成するためにやりきるための仕組みが整っている所にあると思います。
リクルートでは必ず「残数字」追いかけます。あと2週間で200万円。残り1週間で100万円という具合です。あと100万円ならなんとかなる。そうやって「あと一歩」という考え方をするわけです。
目標達成できる人とできない人というのは、能力に差があるのではなく、
「あと1歩」を乗り越えることに対するこだわりに差があるとリクルートでは考えられていました。
リクルート出身者には、“粘り強い人材”が多いとよく言われますが、
「あと1歩」の状況を自分で作りだして、高いハードルをうまく乗り越えている人が多いのかもしれません。
失敗の後のリセットの早さ

失敗をすれば上司に叱られるのが一般的ですが、リクルートでは失敗をしても上司や先輩に叱られることはありません。その代わり、「で、おまえはどうするつもりなの?」と必ず問われるのです。失敗をすると、その失敗に引きずられて落ち込んでしまい、次の一手が遅れがちになります。

しかし、リクルートでは、失敗をするたびに上司に「で、おまえはどうするつもりなの?」と繰り返し問われるので、自然と次の対応策を冷静に考える思考が身に付くようになるのです。

こうした経験から、リクルート出身者は、どんな失敗に直面しても「次に自分は何をしなければいけないのか」と思考を切り替えられます。そのため、立ち止まる時間がない分、成長のスピードが早くなるのだと思います。
情報共有の徹底(ナレッジ共有)

ビジネス用語としての「ナレッジ」という言葉は、「有益性の高い情報」や「付加価値のある経験や体系的な知識」という意味がありますが、社員間同士でナレッジを共有する場が多かったり、社内報が毎月送られてきますが、その中にも結果の原因が沢山詰まっていました。

共有できるということは、自分自身が結果の原因をしっかり把握できていることでもあり、いい情報が循環しているので、上手くいっていない人にも、そこを突破するためのヒントを常に得られるというのがいい所だと思います。

以上の3つを記載しましたが、最後に正直なことを書きますが、リクルートも日本屈指の大企業になってしまったので、昔に比べると個人として短期間での成長したいと思ってる方はベンチャーの方が力がつくかもしれません。

リクルートと同じように社員教育に力を入れている企業も増えているので、上記記載したことは当たり前で知っていることだと思いますが、当たり前のことをやり切れる環境があるかどうかが大事だと思っています。
全体が同じベクトルで進んでる推進力を体感できるのはリクルートの良さかと思います。

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