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成功する新卒採用の鉄則|【序章】新卒採用の重要性と第一のアクション

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新卒採用と聞くと、主に大手企業が行っているイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

ベンチャー企業や中小企業では、内定者の母数ではなく、即戦力としていかに優秀な求職者を獲得するかを採用戦略として考えられていると思います。

新卒採用では職歴が無い学生のスキルを見抜く必要があり、採用の手段から除外されている人も多いと思います。

しかし、裏を返せばどの企業にも染まっていない求職者を、自社の価値観に染めることができ、会社への順応性は中途採用よりも高い可能性があります。

そこで、全5記事の連載コラム『新卒採用における採用戦略』では、今まで新卒採用を行っていない人、また新卒採用に苦戦している人に読んでほしい内容となっております。


新卒採用の重要性とその課題

新卒採用は、組織の成長と発展にとても重要な要素です。

なぜなら、新卒者は新鮮な視点と最新の知識を持っており、新たな技術やアイデアを組織に提供できるからです。

特に社員の平均年齢が高い職場では、考え方や仕事の取組み方がマンネリ化しているケースがあります。

今が一番正しい仕事のやり方だと勘違いしている人も多く、正直無駄な仕事をしている人も沢山います。

この記事を読んでいただいている人は、変化を求めてこの記事にたどり着いたのではないでしょうか?

あなたのように、新しい刺激や変化を起こせる可能性が新卒採用には隠されています。

まずは、新卒採用のメリットについてみていきましょう。

新卒採用のメリット

新卒者は最新の教育を受けており、新たな技術やアイデアを組織に導入する能力を持っています。

新たな視点を持っているため、組織の問題解決やイノベーションに貢献してくれます。吸収力も高いため、新たな技術や手法を導入した際は素早く適応することができます。

また、冒頭でも述べましたが、新卒者は特定の職場の文化や方法に固執することなく、新たな環境に適応することができます。

古い体質を一新したい場合、新卒者の採用は企業にとっても面白い存在となるでしょう。

新卒者の採用の課題

新卒者にも、もちろん課題はあります。

一番大きな課題は、社会人としての基礎を身に着けることです。
学生と社会人の違いを意識させることは容易なことではありません。

ビジネスマナーだけならまだしも、仕事をする上で人への感謝の気持ちを持つことなど、道徳的な価値観を持たせることに時間を要します。

また、新卒者は職場に適応することにも時間がかかります。
職場適応に時間がかかるということは、研修担当や教育担当者が「教育」に時間を取られてしまいます。

この時間をトータル的にプラスへと変えられるよう、研修や教育制度には質が求められます。

研修や教育制度が「作業」になっている企業は、時間を無駄に消費しているだけなので、新卒採用は行わない方がよいと考えています。

以上が、新卒採用の重要性と課題になります。

新卒採用は組織にとって重要な投資であり、その成功は組織の成長と発展に大きく寄与します。しかし、その成功を確実にするためには、新卒者の採用に対する適切な理解と戦略が必要になります。

第一のアクション

新卒者を探す際、最初に目を向けるべきは大学のキャンパスです。
大学の就職フェアは、新卒者と企業が直接出会い、情報を交換する最適な場所です。

しかし、ただ参加するだけではなく、効果的な参加方法を理解し、それを活用することが重要です。

就職フェアの利点

就職フェアは企業が新卒者を引き付ける最良の方法の一つです。
企業が自社のブランドを強化し、自社のビジョンや価値を直接伝える絶好の機会を提供します。

また、企業はブースを設けて興味を持つ学生と話すことができ、その場で彼らのスキルや適性を評価することができます。

ただし、学生側も企業を評価していることを忘れてはいけません。
求職者がいないと採用活動は円滑に進みません。

「選考を受けてもらわないと企業成長につながらない」という意識で、求職者と対等の立場で接することが大切です。

最適な時期

大学は年間または四半期ごとに就職フェアを開催しており、その時期によって異なる利点があります。

春は新卒者を見つける最適な時期であり、秋は翌年に応募する見込みのある候補者と出会う良い時期です。

両方の季節に参加することは、才能のパイプラインを構築するための優れた方法です。

フォローアップ

就職フェアで出会った学生とは、イベントが終了した後も関係を持つべきです。

企業は学生に感謝のメッセージを送り、関心を持っている学生に対してはインタビューや会社訪問の機会を提供するとよいでしょう。

以上が、大学の就職フェアに参加する際のポイントです。

これらを心に留めておくことで、あなたの企業は新卒者の採用に成功し、組織に新鮮な才能と活力をもたらすことができるでしょう。


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筆者:横田 智也(よこた ともや)
株式会社Mixum 取締役|大学を卒業後、商社にて法人営業に従事。新規営業所の立上げに携わり、顧客ゼロ、赤字の状態から3年目で黒字化に成功。その後、ベンチャー企業へ転職。人事部長として採用、社員研修などに携わる。座右の銘「涙を流して食したことのない人に、人生の味は分からない」

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