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食用パンツ

うんと。悪い予感漂うタイトルですが、注意事項としてお食事中の方はご遠慮くださいね。

まだ寒い東北の春。こんな会話をする家族が居たそうな

息子「あれ?風呂入るのにパンツ二枚持ってきちゃった」

あたし「あーじゃあ変わりにあたし風呂上がりにはいてあげる」

お兄が大好きな娘「え!?じゃあ一枚僕に頂戴!鑑賞用!!」

追い打ちの娘「一枚じゃ足りね~な。あ!ちょっと待って食用はないの?食用!食べるやつ!」

あたし「いや、ウ○コ付いてるかも知れねーから食べるのはやめとけ?」

娘「大丈夫!僕、浄化できるから!!」

息子「やんねーよ!っていうかそこ!勝手に人のパンツにウ○コ付いてる設定にすんな!!」

うちはいつもこんな具合のセリフが飛び交う。

なのであたしはうちの家族を「下ネタ家族」と呼んでいる。

まー、普段から「ち○こ」というワードと「ウ○コ」というワードを聞かない日はないぐらい、ヒドイ(笑)

そして毎日「こんなん小学校一年生男子レベルの下ネタじゃねーか!!」って3人で爆笑する。

そんな息子は「うちのノリで鍛えられてるせいか、初めて通話する人にも『ノリ良いね✨』って言われるんだー!」と嬉しそうに教えてくれる。

そんな我が子達だが、長男は元不登校児の鬱病治療中。娘も不登校で不安児という診察結果で自傷行為持ち。どちらも精神科に通っている。

こんな楽しくて明るい、自己表現豊かな子達が、なんでそこまで追い詰められなければならなかったのか。不思議で仕方ない。

家に居るとこんなにリラックスして色んな話をしてくれて。一人が歌い始めるとみんなで歌い始めたり。

こんな子達が「自分は社会不適合者だ」「死にたい」

「生きてたってなんにもいいことない」って言うんだよ?

息子が言ってた。

「ホントは先生や回りの大人の思い通りの自分になりたいんだけど、自分の能力的にどうしても追い付かなくて。理想と現実のギャップを突き付けられて情けなくて動けなくなる。それが特に学校で浮き彫りになる。」

「自分の得意分野ではホントは一番で居たいのにそれも出来なくて、ある意味完璧主義者で、多分承認欲求が強い。」

と自己分析していた。

で。

「おまえもなんだかんだ言って俺と同じだからなー」って

娘の頭をポンポンと優しく撫でる。

そして自分が「頭が悪い」と思い込んでる娘は

「自分が基準ならいいのに」「普通って言われるレベルが高すぎる」

「大人は無理をした方が喜ぶ」と「大人が嫌い」

tweetに書きなぐる。

…そんなことを思わせてしまった自分にも、ちょっと反省。

でも娘は言う。

「おまえ以外の大人が嫌い。だっておまえは大人じゃねーもん。なんか違う。」と差別をしてくれる(笑)

子供は国の宝?

こんなに苦しめといて?

まあ、大人もいっぱい苦しめてるしね。

なんかね、偏見かもしれないけど。

みてると病気になったり鬱病になったりしてる人はみーんな「頑張りやさん」なんだよな。

人の気持ちを考えて行動したり、気が使える優しい人が多くて。

だからこそ、もう少しさ、社会の仕組みも学校の仕組みも時代と共に変えていかなきゃならんのでは?いや、アホなあたしが言うことだからザックリだけども。

こんなさ。「頑張りやさん」を追い詰めるような社会の仕組みなんていらない。

こんなに鬱病者が出てるって事は今までの「社会の歪み」だろ?

ということでそろそろそんな娘のために食用のパンツは用意出来たかな?ね?息子君。

今日も元気に明るい鬱病下ネタ家族は発信中!

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました!!




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