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梅雨の時期の散歩の話


最近、2、3日くらいの頻度で、
外を1、2時間
多い時は3、4時間ほど歩く。

ある程度緑のある所がいい。
この時期の、夕方から夜にかけて特に香ってくる、
湿った土の匂いを嗅ぐと、
懐かしい気持ちになる。

子どもの頃、ちょうど梅雨の時期、
雨の中、傘をさして、
母に連れられ幼稚園から帰路につく時の記憶が
朧気ながらにある。
その時と同じ匂いがする。

近所を歩いていた時、とあるお宅の庭に生えていた紫陽花

この時期になって気づいたが、
私の住んでいる地域には、
紫陽花がそこらじゅうに咲いているらしい。
花をつけているのを見て初めて認識した。
これだけの数生えているのに、
なぜ今まで気づかなかったのか謎である。

色も様々。
青や紫に始まり、ピンクや、白いものも見た。
こんなにバリエーションがあるのも初めて知った。

花をつけているのは何度か目撃したが、
それが紫陽花だと認識するのに時間がかかった。


伊豆市修善寺にある竹林の小径

定期的に、住んでいる地域を飛び出して、
遠方まで出かけたその先で散歩をする。

写真は伊豆半島へ出かけ、
大仁〜修善寺あたりを散策した時のもの。
この日は、台風2号が過ぎ去った後で、
川は増水し、激しさを増していた。

都会以上に湿度の高い自然の匂いは気持ちよく、
空気は生ぬるかった。

人が通らず、街灯もほとんどない道を歩いていると、
隣の田んぼからは蛙が大合唱をする声が聞こえた。
おそらくアマガエルだと思う。可愛い声である。

この日は途中、雨に降られ、傘を持たなかったために
ずぶ濡れになった。

道中コンビニに入って、駄菓子を買った。
ヤングドーナツである。甘くて美味かった。

5時間ほど歩いたのち、さすがに疲弊したので電車に乗った

その後、無人駅で電車に乗り、
車を停めている駐車場まで帰った。
昔ながらのボックス席はふかふか。
揺られながら窓の外を見たが、
明かりはまばらだった。

歩きすぎて足が痛かったのが、
座った途端じんわり解れていくのを感じた。



散歩をすると鬱病になりづらいと聞くが、
これは本当にそうだと思う。
仕事などで鬱屈としている人には、
特におすすめである。(かくいう私も仕事がつらい)

散歩をする時は、色々考えてもいいし、
別に何も考えなくていい。そこが魅力だと思う。

個人的には、散歩をしている時に何か考えるのなら、
散歩中に感じた物や事について考えるのが
おすすめである。

それこそ、先程の「湿った土の匂い」とか、
「今日は太陽がメッチャ眩しいわ」とか、
「近所の公園で子供たちがキャッキャして遊んでる声聞こえるな」とか、
「生ぬるい風が体に当たってなんか気持ちいいな」
とか、
そんなレベルのものでいいと思う。

大仁〜修善寺を歩いてる時に見かけた、伊豆箱根鉄道の電車


で、定期的にこういう「なんかいい感じ」の写真を
撮るのである。


オチはないです。





というわけで、noteを始めてみました。

アメ〇ロを以前までやっていたのですが、
アプリの仕様なのか私の操作の問題なのか、
せっかく長文書いたのに下書きが消える、
という出来事が何度かあり、
心が折れたのでnoteに移行しました。

操作性がよくて助かる〜〜〜〜〜〜!!!


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