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ゾーンに入れる呼吸法

ゾーンとは、何かに対して超集中状態に入ること。

雑念など浮かばず、その事だけを思考している、感じている状態。

『ゾーンに入れる呼吸法』は、
私が「今この瞬間」というゾーンに入るためにやっている呼吸法。

完全に自分勝手な呼吸法だし、目的は五感や身体の感覚をしっかり感じるためのものなので、潜在意識やハイヤーセルフと繋がるとかは全くない。

だから瞑想とは異なる。

この呼吸の効果としては、
気持ちの良い呼吸をするために身体の感覚に素直になることで、心地よい状態になる。だけ。

身体の状態によっては眠くなる。
覚醒と睡眠の狭間がまた何とも気持ちよく、ふと完全覚醒した時には、頭も体もスッキリする。

寝てもいいし、上手く呼吸に集中できなくてもいい。

ルールはただ一つ。
心地よい状態を追求すること。


◉方法

①環境

私は一人静かにいられる環境でやるけれど、邪魔が入らなければどこでもOK。
家でも、職場でも、外でもできる。

②姿勢

座った状態でも、寝た状態でもOK。
椅子でもいいし、あぐらでもいい。
ベッドの上でも、芝生の上でもいい。

とにかく、自分にとって楽な姿勢であれば何でもいい。
無理に背筋を伸ばさなくていいし、寄りかかってもいい。
その場で最大限リラックスできる姿勢になることが重要。

故に、頭、腕、手、足も自分が楽だと感じるのであれば、何でもいい。
下を向いてもいいし、腕を組んでもいいし、足を組んでもいいし、大の字で寝ててもいい。

身体が心地よい状態であればいい。
そして、心地よい状態が決まっても、呼吸と共に違和感を感じるのであれば随時調整していい。

③呼吸の仕方

胸式呼吸でも腹式呼吸でもOK。

鼻から吸っても、口から吸ってもいい。
鼻から吐いても、口から吐いてもいい。
ゆっくり吸ってもいいし、一気に吸ってもいい。
細く長く吐いてもいいし、一気に吐いてもいい。

吸う時に背中を反らしてもいいし、
気持ちよく、楽に吸って吐ければいい。
ラジオ体操のように腕も動かしてもいい。

どうやったら
心地よく、気持ちよく呼吸が続けられるかを探してゆく。

④その他

目的は呼吸を通して身体の感覚に集中すること。
だから、随時姿勢の調整をしていいし、呼吸の仕方も変えていい。

窮屈だと思ったらもっと楽な姿勢を探し、苦しいなら辞めてもいい。

眠くなって寝てしまっても問題ない。
身体が睡眠を求めていたというだけ。

これは瞑想ではない。
自己対話が目的ではない。
雑念がわいても構わないけれど、心地よい呼吸の探求は続けること。

時間の決まりはない。 
時間を決めてもいいし、決めなくてもいい。

上手くできなかったなぁ、と思ってもいい。
とにかく、
呼吸と身体の心地良さを探すだけ。
見つけたら続けてみる。
違和感を感じたら変えてみる。
飽きたらやめる。
無理はしない。


一度やってみると分かるのだけど、
かなり自分の感覚に集中できるはず。

背中が痛くなってきたとか、
足が痺れてきたとか、
最初よりも深くできてる気がするとか、
頭がぼーっとしてきたとか。

自分の身体が発する反応を、1つずつ丁寧に拾って対応するのがこの呼吸法。

これほど自分の身体の反応(声)を聴き、対応する機会はないと思う。

この呼吸法は、自愛にもなる。

だから終わった時に何となく満足感があるし、心地良さによって、またやってみようとなる。
(私はね)

私自身、まだそれほど回数をこなしてないから、何かがどうか変わるとかは、全く分からない。

だけど、
自分を大切にしてる気がする!
という満足感はとても大きく、それだけでも自分にとってプラスだと感じている。


瞑想には割とやり方があり、それが出来ないことで諦めてしまったり、【私には向いてないんだ】といじけてしまったりする。
(経験済み)

だけど、この呼吸法は『自分が心地良ければなんでもいい』というフリースタイル。
ダメなことなんて何もない。
途中で辞めることもOK。
続けなくても、続かなくてもOK。

自己嫌悪に陥る必要がなく、
上手にする必要もない。

心地良さは自分しか分からないから。
誰かと比較する必要が全くないから。


自分を心地よくするためだけの呼吸法。
自分の身体や感覚を感じるだけの呼吸法。

気が向いたら、やってみて。
深呼吸1回分、でもOKだから。


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