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怪奇タコ女

「怪奇タコ女」(漢字表記の「怪奇蛸女」が正しかったかもしれない)は広島の何処かの女子校の映研の作ったホラー映画。1980年代半ばの広島コミケで8ミリビデオ一体型の小型モニターに映しているのを視聴した(多分東区役所隣の会場の頃の広島コミケ)作品。女子校の映研の制作なのは憶えているんだけど、何処の女子校だったか憶えていない。セーラー服なので広島女子だと思うけど。
内容は、女子寮の女子高生がいきなり首から下がタコの触手のタコ女になり、同室の女生徒を襲う話。タコ女に追われ寮の食堂に逃げ込んだ女生徒が包丁片手に逆襲し、触手を切り落として、最終的に二度煮て「伝通煮」にして食べてしまう。それを首だけになったタコ女が恨めしそうに見て物語は終わる。
タコ女は基本タコ女役の女性の顔アップの周囲を触手を吊りやロッドで動かして表現。タコ女の全体像が写るシーンはダミーの頭に触手を付けたものを操演で表現していた。タコ女から触手を切り離すシーンでは小さなダミーの首から本物の生きたタコの触手を出したものを使用して切断シーンを撮影していたらしい(切断後に触手が動いていたのと、そのシーンだけ包丁がやたら大きいことからの推測)。


孵化したばかりのタコ
取り込む擬態対象を探し行動を開始したタコ
触手で女子高生を取り込む
身体を触手に変えていく
下半身を完全に触手に変える
頭部を残し完全に取り込む
完全に女子高生と一体化したタコ
女子高生の首を切り離されたタコ


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