アパレル店員の実状 ~ファッションビルの勤務編~
こんにちは。miwa.です。
今日は早速、アパレル店員ってどんなもの?ということを書いていきたいと思います。
アパレル店員って、きらびやかな世界のお仕事というイメージをお持ちの方がとっても多いと思います。
実際のところどうなの?という、よく疑問を持たれることを書いていきますね~。
アパレル店員の勤務形態☝
まずはじめに、気になる人が多いであろう勤務形態についてです。
実際、労働時間などは配属先のお店による、というのが本当のところです。
私の場合、7.5時間、休憩1時間半の勤務時間で働いていました。
アパレルだから残業が多いか、といったらそんなこともなく、シフト制の時間内に退勤できることがほとんどです。
私は、駅直結のファッションビルにも、路面店にも務めていたことがありますが、通常時はシフト時間内に帰れました。
(特に私の場合は、どちらに務めてる時も店長が残業を推奨しない人だったのでとても助かりました~)
ただ、ファッションビルと路面店の違いがあるとすれば、セールなどのイベントの多さです。
ファッションビルにいるとイベントが多く、ビルの決まりもたくさんあってそれがとにかく大変で…
でも、ファッションビルに勤務してよかったこともたくさんあったんですよね。
次からは、本題のファッションビルに務めた際の良いところ・大変なところをあげていきますね。
ファッションビルに務めることの良いところ・大変なところ☝
人も多くて、セールもたくさんやっているファッションビル。
働いてみると、だんだん裏側が見えてきて面白いです。
ちなみに私は、就職してすぐファッションビルの勤務になって、そこから3年半ずっとファッションビルに務めてました。
異動は2回ほどして、3店舗経験しました。
ファッションビルに務めてよかったところ
①とにかくたくさんのお客様と関わることができる
私がファッションビルに務めて本当によかったな~と1番思うのがこれです。とにかくいろんなお客様と関わることができます。
もちろん、無視させたり嫌なお客様もいますよ…(笑)
でもそれ以上にいいお客様に出会えました。
そして、いろんなニーズを持って来店される方が多いので、そのお客様に合ったものを提案しようとして、提案の幅も広がります。
自分の武器が増えるような感じですかね?大げさに聞こえるかもしれませんが、とにかく年齢から系統まで、いろんな方とお話することで知識をたくさん身に着けることができました。
自分のした提案を気に入ってもらえたことは、嬉しかったですし、自分の自信にもつながりました。
この経験で、私は接客がすきになりました。
②セールなどで忙しいので、要領よく仕事をこなすことを覚えられる
私が務めていたところは、2か月に1度セールがあったので、その時はとにかく忙しかったです(笑)
でも、それまでに何をしなければいけないかが明確になるので、目標をたてやすく、目標に向かって必死に目の前の仕事をしました。
自分の仕事をこなすスピードが遅ければ、その分残業になってしまうので、できるだけ勤務時間内に終わらせられるように頑張っていましたが、終わらないこともしばしば…
他のスタッフも仕事を抱えているので、お互い限られた時間の中で仕事を終わらせられるように、と時間を気にしながら働く癖がつきました。
③物の入れ替わりが速いので、流行の最先端を知れる
ファッションビルはその月ごとに、打ち出していきたい洋服のテーマがあるので、常に新しい新鮮なお洋服を提案していく必要がありました。
毎月新作の洋服が入ってきますし、入ってきたら都度、店内ディスプレイを変更していきます。
ディスプレイを変更するのは、販売員としてとてもやりがいのあるお仕事でした。そのお店の顔になる洋服を自分で決めることができて、さらにその洋服がたくさん売れたら、すごく嬉しいですよね。
ただ、ディスプレイを決めるのには知識とセンスが必要なので、雑誌を読んだり、他のお店から情報収集して今流行っているものは何なのかを常に追求する必要があります。
そうすることで、どうすればお客さんからよい反応が得られるか常に考える癖がつき、鮮度の高い情報をリサーチする力も身につきました。
ファッションビルに務めて大変だったところ
①持ち帰り業務がある
よいところでもあげたように、ファッションビルはお客さんが多いので、業務をする時間がとりずらいことがあります。
この業務を2時間で終わらせよう!と思っていても、急に自分のお客様がいらしてご対応しなければいけなくなり、業務の時間がとれなくなる、なんてこともありました。
お客さん第一優先のお仕事なので、どうしても業務が後回しになってしまうのが大変なところです。
そのため、どれだけ自分の仕事スピードをあげられるかが大事になってきます。
②セールの際は残業が発生する
セール前、セール中は特に業務が増えるので、残業することが増えます。
細かい業務内容でいうと、セールのお知らせのDMを作ったり、セール用のタグを張り付けたり、セールに向けた在庫の準備だったり…
このあたりは、特にアパレル店員のきらびやかなイメージとかけ離れるのではないかと思います。
忙しいときは、ヒールの靴で3階から5階まで階段で駆け上がったりしてました(笑)
どうしても避けられない残業はついてくるので、日ごろから体力をしっかりつけておいた方がいいです。
ちなみに、私はセール時期はダイエットなしで痩せました!(笑)
③予算が高い
ファッションビルはお客さんの来店数もの多いので、たくさん売らなければいけません。
そのため、必然的に予算もあがってくるのですね。
予算があがるということは、自分の実力も上げていかなければいけません。
ここで、予算が高いからスタッフ同士でお客さんの取り合いになるんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、私的にはその考え方はNOです。
買うお客さんを取り合うのではなく、どのようにして目の前のお客さんに買いたいという気持ちになってもらうか、が販売員としての力量だと思うからです。
そのため、販売の技術がないとファッションビルの販売員としてお店に立ち続けることは難しいかもしれません。
ただ、ここは粘り強くたくさん接客をして、経験を積んでいけば自ずと実力がついてくるところなので、未経験だと難しいのではないか…と考える必要はありません。
なぜなら私も始めは未経験だったから!
ひとつひとつできることを増やしていけば、実力はついていき、予算も達成することができるようになります。
(※予算やノルマについては、気になっている方が多い項目だと思うので、のちのち予算についての私の考え方だったり、どのように予算が割り振られるのかについても、別途の記事で書きたいと思っています!)
おわりに☝~自分に合った働き方を見つけるのが大切~
以上、ファッションビルで働く際の良いところ・大変なところでした。
個人的には、新卒で社会人になってすぐに一番忙しい現場を体験できたことはとてもいい経験でした。
なぜなら、その他のお店がファッションビルに比べれば体力的に楽だな、と感じられたからです。
もちろん向き不向きがあるので、自分の性格をよく思い出して、自分はここで働けるかな~と想像してみるのも大切です。
今、ファッションビルで働くことがしんどいと感じる人は、異動願を出すのも手ですね。
路面店の方が性格的に合ってるという人の声も聞くので!
というわけで、次の記事では路面店の良いところ・大変なところを書きますね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました☺
miwa.
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