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4000年目の花




( 前回のつづき )





圧巻の、椎( しい )の巨木の森を歩いて、





ふと地面を見てみると、








たくさんの、



椎の花序( かじょ )が落ちていて、






3mmくらいの小さな花が連なっていました。









能登半島には、行ってみたい場所がもう1ヶ所ありました。






それは、真脇( まわき )遺跡です。



今から39年前の1980年に発見されたこの遺跡は、縄文時代の遺跡で、今のところ北陸地方では最大級の規模を誇っています。

遺跡からは、通常は残りにくい木製品や、植物の種子、動物の骨などが非常に良好な状態で出土していて、なんと、約4000年もの間(400年の間違いではありません・・)、人が住みつづけていたことが分かっています。


縄文時代のことは、北海道の垣ノ島( かきのしま )遺跡で大きな感動がありましたが、ここ能登半島の真脇遺跡も、強烈な感動がありました。






遺跡は、海に近い高台に広がっていて、今は土が埋め戻され、広大な芝生がひろがっています。





そんな芝生の広がる真脇遺跡の中に、ある遺構が復元されていました。


それは、



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