後輩を見て感じた「一人前の定義」
なにをもって、
一人前と呼ばれるのだろう…
職場で後輩を見ていて、
ふっと思ってしまった。
後輩は、仕事ができないわけじゃない。
与えられた仕事に
取り組んでいるし、覚えもいい。
ただ、まだ一人前じゃないなと感じた。
”どうして、一人前じゃない”と思ったのか?
おこがましいが、
先輩として感じたことをnoteにつづりたい。
✔与えられた仕事”だけ”を
やっているうちは
一人前じゃない。
後輩を見て、一番に感じたのは”自主性”だ。
いかに自分で仕事を見つけるか?
与えらえた仕事以外を、求められるか?
自分で仕事に疑問点を見つけて、
解決できるのか?
自分で行動するか、そうじゃないかで、
前者は一人前で、後者は半人前だね
と思っている。
入社して半年もしない新人に、
「仕事は自分で探せ」とは言わない。
仕事の順序やノウハウを伝えて、
サポートするのは先輩の役目。
ただし、ずっとではない。
ある程度、年数を重ねれば、
仕事の熟練度があがる。
多くの仕事を覚えていくうちに、
教える内容も深さを増す。
そして、いつしか自分で体験しないと
覚えられない仕事も出てくる。
今まさに
成長のタイミング!!
そのタイミングで、
自分から一歩を踏み出せるか。
踏み出せずにとどまるのか。
そこで、踏み出せた人が
一人前というステージに上がれる。
「いつまでも半人前だな」と
言われる人は、注意してほしい。
先輩におんぶにだっこでは、
一人前にはなれない。
自分で仕事をつかんで取り組んでこそ、
一人前だと言われる。
✔一人前になるのに、
どのくらいかかる?
ひとつの仕事を覚えるのに、
約4~5年といわれる。
理由としては、
「1万時間の法則」がある。
「1万時間の法則」とは、
何事においてもプロレベルになるには
1万時間の浪費が必要という法則。
とにかく、1万時間も仕事に没頭すれば、
一人前になれますよ…ということ。
というわけで、ざっと計算してみると。
一般のサラリーマンが
1日、8時間の労働時間。
年間の休日は、だいたい100日とすれば
就労日数は265日間になる。
それを下の計算式に当てはめると…
265日 × 8時間
= 1年で2120時間
5年間、上の図式で仕事を続けていると…
5年間×2120時間
=10600時間
5年目を迎える途中で、
1万時間を超えることになる。
つまり、4年~5年で一人前になれる。
密度の濃い時間で仕事を繰り返すと、
とうぜん、早く一人前になれる。
年間の休みが50日しかないなら、
4年で1万時間を超える計算です。
「1万時間の法則」は、
あくまで目安です。
ただ、わたしの体感だと
「そんなに間違ってないな」と思います。
ぜひ、自身の職場の
年間就労時間を計算してみて下さい。
何年で一人前になれるのか…
ちょっとした楽しみができます。
✔「自分で行動しよう」と
思えるから成長する
今回は「一人前と呼ばれるには、
自主性が必要だ」というお話しです。
自分で考え、
自分で行動する理由を見つけること。
人に頼らず、答えを見つける行動に
意味があります。
たしかに、先輩に答えを聞くのもいい。
確認の意味で聞くことも大事です。
でも、「間違ってないかな?」
「ほんとうに出来たかな?」と
自分にたいして徹底的に
問答を繰り返すべきです。
成長できる人と成長できない人の違いは、
”自分で考え行動で来たか?”です。
後輩を見て「自主性って大切だな~」と
感じました。
とうぜん、後輩には成長してほしい。
今後の課題は、
後輩にどう自主性を芽生えさせるか…
難しい課題に取り組んでみます。
では、また。
失礼します。
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