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思いを伝えるシンプルな方法は”プレゼントを贈る”気持ち

どうして、自分の思いが伝わらないのだろうか…
ついつい、熱くなって言いたくなってしまう。

「なんで、できないんだ?」
「言ったことぐらいやれよ!」
「教えたとおりにしてくれよ!」

声を荒げる人の多くは、相手のためを思って言っている。

ただ、残念ながら言えば言うほど、相手は離れていく。

それに人間って、言われれば言われるほど反発したくなる生き物。

”あまのじゃく”な点がある。

「なんで、そこまで言われなきゃいけないんだ。ゼッタイに言われたとおりにしてやるもんか!」

と、ある意味で悪い反骨精神を働かせてしまう。

じゃ、どうすれば、相手は自分の思いに気づくことができるのだろうか?

そこには、相手に「プレゼントを贈る」という思いが大切になる。

ぜひ、一読していただければ幸いです。


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離れていく原因には、相手との信頼関係が重要になる。

「この人の言うことは間違いない」

そう思えるような信頼関係を築けていないうちは、何を言っても相手には届かない。むしろ、嫌がられる。

それでも、相手に伝えたい!

そう、考えるなら、「人間の本質」を変えてみてほしい。



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声を荒げる人は、根本的に「人間の本質」を間違っている。

自分が声を荒げれば、相手は変わってくれると信じている。

「そういったものだ」と、人間の本質を疑っていない。

ただ、残念ながら人は変わらない。

もっといえば、人を変えてはいけない

「えっ!?でも、自分自身で変わったなという瞬間がありますよ」

と、言える人は、変わったのではない。

自分自身で変わろうと決意したから、変われただけ

けして、”他人の意見で人は変わると思わない方がいい”。



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「自分の意見で人は変わる」と勘違いするから、相手との距離感を間違えてしまうのだから。

前提には、「相手を変えようしてはいけないこと」を知っておいてほしい。

そのうえで、相手に伝えたいことがあるときは、どうすればいいのか?

相手を変えようとするのではなく、プレゼントを贈ってほしい

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プレゼントは、相手が喜ぶこと。

たとえば、アドバイスなんかもプレゼントになる。

相手の考え方にひとつ、別の考え方をプレゼントしていることになる。

直接、相手が喜ぶようなモノを上げてもいい。

また、相手の話に興味を示して、聴いてあげることもプレゼントになる。


「プレゼントを贈る」という考え方には、基本的に”相手が主体的な立場”になる。

つねに相手の立場を考えてプレゼントを贈らないと、それはプレゼントにならない。

たとえば、あなたが好きな人にプレゼントするとき。

まず、何を考えるだろうか?

「好きな趣味は何だろう?」
「好きな食べ物は何だろう?」
「何に興味を持っていただろう?」

そんなふうに相手を主体として、相手が何を求めているのかに思いを巡らせると思う。

自分が好きな人だからこそ、好かれたいからこそ、相手を思いプレゼントを考えると思う。

プレゼントを贈りたい相手だからこそ、相手への配慮を忘れないし、つながりを大切にしたいと思えるようになる。


プレゼントをもらって嬉しくない人はいない。

よほど的外れなプレゼントではないかぎり、心から「ありがとう」と感謝してくれるだろう。

感謝されないときは、また違うプレゼントを送ればいいだけ。

「なんで、プレゼントを贈ったのに感謝されないんだ」と、思う必要はない。

相手に何かを求めてはいけない。

あなたが、勝手にプレゼントを渡しただけなんだから。



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時代の移り変わりで、コミュニケーションの取り方にも難しさが出てきた。

パワハラだ、モラハラだ、セクハラだ、と言いやすい文化が出来つつある。

様々なハラスメントの原因のひとつに、お互いの認識のズレがある。

良かれと思って言ったのに、かえって相手に逆恨みされてしまう。

そこには、お互いが何を大切にしているのか?

そして、言ってはいけない言葉や行動とは何か?

認識のズレをあらためて確認しながら、歩み寄らないといけない。


だからこそ、相手に何かを伝えたいときは、「プレゼントを贈る」という気持ちを持ってほしい。

もし、プレゼントを贈るのに、一方的に自分の趣味を押し付けるだろうか?

そういった人は少ないと思う。

ほとんどの人が相手を思い、何が喜ぶだろうか想像しながらプレゼントを考えるだろう。

相手に伝えるとは、そういこと。

人を変えてはいけない。

相手に自分の思いを知ってもらうだけでいい。

そうして、変わるか変わらないかはその人にゆだねてしまおう。

変わらなければ、それだけ。

また、プレゼントを贈りながら、自分の思いを伝えればいいだけ。

たったそれだけなんだ。


‐習慣応援家 shogo‐

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