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『習慣の教訓』正しいハードル設定

習慣化において「正しいハードル設定」
成功確率を上げるための重要な要素になる。

ハードルとは、
陸上のハードル走をイメージしてもらえると
分かりやすいです。

陸上のハードル走は、ゴールまでに
いくつものハードルを越える競技です。

習慣化も同じです。

習慣化というゴールまで、
いくつものハードル(障害物)を
乗り越えていかなければいけません。

ハードル

習慣化でいうハードル(障害物)とは
実物のハードルのことではありません。

習慣化のハードルとは、
その行動を起こすときの障害物を言います。

たとえば、「毎日、ハミガキするぞ!」
と、子供が取り組むばあい。

習慣化のハードルは、さまざまです。

まず、洗面台に行くことがハードルです。

歯ブラシを手に持つのもハードルです。

歯ブラシで歯を磨くのもハードルです。

ハミガキする時間もハードルです。

どれも、ハミガキができる人から見れば
「当然じゃん」と思える行為でも、
はじめての人からすれば初体験ばかりです。

習慣化という目標を達成する(毎日、ハミガキする)ためには、多くの障害物を乗り越える必要があります。


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陸上のハードル走のばあい、
ハードルの高さが決められています。

習慣化のハードルのばあい、
陸上のハードル走とは違い
ハードルの高さを設定できます。

足をひょいっと持ち上げるだけの
ハードルの高さから、それこそ、
思いきって飛び越えないといけない高さまで
自分好みに設定できます。

いかにして
ハードルを飛び越えるか!

これが「習慣化のハードル設定」です。


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ハードルの高い・低いという難易度は、
習慣化という最終地を目指すうえで
重要なことです。

自分が習慣化に取り組むなかで、
起こしている行動がハードルとして
高いのか?低いのか?理解していないと
挫折率がグッと上がります。

たとえば、「毎日、ハミガキする」
習慣にしようと子供が取り組むなら…

「自分のチカラで1時間、上の歯、下の歯をしっかりハミガキする」というハードルを設定すると、どうなるか?

これを最初から求めると、
子供は「飽きた、疲れた」と感じます。
最後は、ハミガキが嫌いになると思います。

一度、嫌いという感情を持つと、
なかなか覆らないのが子供です。

つまり、さきほどの「自分のチカラで1時間、上の歯、下の歯をしっかりハミガキする」は、子供にとって高すぎるハードルの設定だったのです。



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どういったハードルの高さが良いのか?

高すぎるハードルを目の前にすると、
行動のやる気をなくします。

なので、低いハードルを設定しましょう。

たとえば、親と一緒にハミガキする。

もっと低いハードルとなれば、
”親がハミガキする”も選択肢になります。

これは、行動のハードル設定です。

子供からすれば「親からしてもらえる」
と感じれば、愛情表現のひとつなので
”ハミガキ”に取り組みやすいでしょう。

時間のハードル設定でもいいと思います。

5分という時間でハミガキを終わらせる。

短い時間は、ツラくないので
ハードル設定は低くなります。

まずは、ハミガキという習慣になれること。

そこから徐々に、
ハードルの高さを上げていけばいい。

問題なのは、いきなり高いハードルに
チャレンジすること
にあります。



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習慣を成功させるために正しいハードル設定がカギになる

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いまの自分に合ったハードルを設定すること。

これが出来れば、いともカンタンに
習慣化に成功できるようになります。


大人になれば、いろんなことを知っているし
物事を理解できます。

だからこそ、習慣に取り組むときに
周りと比較して、ハードルの高い・低いに
気づきにくくなります。

最初からできる人は天才です。

9割の人は、ただの人です。

凡人だからこそ、習慣の初動には
注意しなければなりません。

天才と同じように高いハードルに挑むと、
100%挫折を味わうことになります。

できるかぎりスムーズに取り組めるように
ハードルを設定すべきです。

つぎの機会に、ハードルの高い・低いについて
詳しく解説していきます。

では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!